富山市於保多町にある於保多神社(おおたじんじゃ)。”富山の天神さま”として親しまれている天満神社で、合格祈願の参拝者が多いことで知られています。富山藩初代藩主である前田利次公ともゆかりのある於保多神社について紹介していきます。
御祭神は道真公と前田藩主
もともとは天神像を祀る浄禅寺の境内社でしたが、藩主前田家の保護を受けて天満神社となり、明治の神仏分離令により神社として独立。その後前田利次公を祀る国玉社が合祀。明治6年までは柳町天満宮の名で親しまれていました。
正甫公・利保公の二霊もお祀りしており、御祭神は四柱となっています。
境内には前田正甫公が自ら鋳造した鐘を用いたとされる頌徳碑があります。
学問の神様に合格祈願
菅原道真公は幼少時より学問に秀でていたため、学問の神様・天神様として崇められてきました。現在でも学力向上のパワースポットとして人気で、合格祈願の参拝者が多く訪れます。授与品にも「五角(合格)鉛筆」が用意されています。
2020年1月1日。娘が受験生ということで県内で有名?な学問の神様が居ると言われてる神社に行ってきた⛩🙏🏻絵馬書いておみくじ引いてお守り買って牛さんの頭触ってご利益を頂いてきたよ。もう神頼みよ😣🙏🏻お願いします‼️
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天神さまの神使「牛」の像
菅原道真公は牛と縁が深いことで知られていますが、於保多神社にも牛の像が複数あります。
道真公は生前より牛を大切にしており、遺言にも「遺骸を牛車に乗せ、その牛の行きつく場所に我を葬れ」とあるほど。実際に牛車の牛が伏せって動かなくなった場所に太宰府天満宮が建てられたため、天満神社には伏せ牛の像が多く奉納されています。
道真公をモチーフにしたおみくじが人気
於保多神社の授与品にはいろいろなお守りやおみくじが用意されています。水引で作られた花とともに美しい花筒に入った「華の筒みくじ」などもあります。
中でもユニークなのが菅原道真公をモチーフにしたゆるみくじ。手書きのためどれも表情が異なる天神様みくじは静かな人気を呼んでいます。
まとめ
以上、於保多神社についての紹介でした。富山県を訪れた際はぜひお参りすることをおすすめします。
名称 | 於保多神社(おおたじんじゃ) |
住所 | 富山県富山市於保多町1-32 |
アクセス | 富山駅よりバス「東町」下車 徒歩3分 |
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