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一度は見たい「太陽の塔」の全て~アクセス,予約から見学まで,流れ

岡本太郎氏が1970年の大阪万博のために制作した「太陽の塔」。2018年3月に11年ぶりとなる一般公開が開始され、以来今日まで完全予約制で公開されています。

完全予約制というのは旅行客にとって、けっこうハードルが高いものです。予約から見学までの流れを紹介します。

世紀の芸術作品を一度見に行きたいと思っていたのですが、機会があったので予約してみてきました。ぜひ参考にしてください。

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太陽の塔へのアクセス

太陽の塔は万博記念公園にあり、最寄り駅は大阪モノレールの万博記念公園駅になります。

⇒大阪モノレール時刻表

大阪モノレールへの乗り換えは次の駅が便利です。

・地下鉄御堂筋線(北大阪急行線):千里中央駅
・阪急京都線:南茨木駅
・阪急千里線:山田駅
・阪急宝塚線:蛍池駅
・京阪本線:門真市駅

土日に限りバスも運行しており、阪急梅田駅からの直通便もあります。

⇒阪急バス時刻表

万博記念公園
所在地 大阪府吹田市千里万博公園1-1
営業時間 9時30分から17時
入園時間は閉園の30分前まで
入園料 大人:260円 子ども:80円
休園日 毎週水曜日
祝日の場合は翌日
※4月~5月のGWまで、10月~11月は無休
⇒公式サイト
GoogleMapで見る

万博記念公園駅から万博記念公園の入り口までは結構距離があり、徒歩で10分ほどかかります。

太陽の塔の予約方法

太陽の塔の見学は完全予約制。30分の制限時間内でのツアー見学方式がとられています。前日までに予約を取らなければ、当日いきなり行っても入れません。

⇒太陽の塔オフィシャルサイト

太陽の塔オフィシャルサイトからアクセスできる予約ページでユーザー登録をしてからチケットの予約・購入をします。

⇒太陽の塔 入館予約(個人)

最大の注意点はクレジットカードによる決済しか対応していない点です。クレジットカード無しで予約をする場合は、電話で問い合わせる必要があります。

詳細は公式サイトのQAを確認してください。

⇒クレジットカードを持っていませんが予約は可能でしょうか?(公式)

まずはユーザー登録から行います。名前(カタカナ)とメールアドレス、電話番号の入力とパスワードの設定を行い、同意のチェックをして内容確認へ進みます。

内容を確認して「送信する」を押します。

メールが届くの、それに記載されたURLにアクセスして本登録を完了させます。

URLにアクセスするだけで本登録は完了します。

次は予約日と時間枠を選びます。

ユーザー登録を済ませてログインすると、日時が選べるようになります。

見学したい日を選ぶと、時間枠が選べます。〇印をクリックして下へスクロール。

階段ではなくエレベーターを利用したい場合はエレベーター利用の人数を入力。注意書きをよく読んで入力しましょう。

予約が取れたらクレジットカード情報を入力して決済をします。最終的にはメールでQRコードが届きますから、それを当日の受付でスマホで表示させたり、紙に印刷しておいて見せることで入場できます。

予約方法の詳細は公式サイトを参考にしてください。

⇒予約の登録方法

当日の流れ

当日はスマホにQRコードを表示できるようにしておくか、印刷したものを持っていきます。

ちなみに万博記念公園の入園料(大人260円、子ども80円)は別途必要です。

メールにも書かれていますが、朝一番の時間枠なら予約時間の10分前、最終回なら30分前、それ以外の時間枠なら20分前までに受付に集合しておく必要があります。

というのは、大勢でまとまって移動していくため、途中参加ができないからです。時間に遅れたら入れません。

実際の様子

11時枠で予約を取り、20分前に受付に行きました。場所は太陽の塔のほぼ裏側。

受付でQRコードを見せて、チケットを発行してもらう必要があります。

チケットを発行したあとで、そのまま入館する場合は右のゲートから入ります。先にトイレに行くなら左です。

写真撮影ができるのは1階だけ。受付で説明があります。

岡本太郎氏のコンテ画が展示されています。

奥に入っていくと、先に説明が始まっていました。

でも同じ説明を何度かしてくれますし、最大15人ずつくらいのグループでまとまって進んでいくのですぐには進みません。

順番に並んでみていれば、そのうち真正面から見学できます。慌てることはありません。

第4の顔と呼ばれている「地底の太陽」の復刻版。プロジェクションマッピングが施され、幻想的な音とともに色や表情を変えて見せてくれます。

大阪万博のときのオリジナルは未だに行方不明なのだとか。復刻版の制作はフィギュアで有名な「海洋堂」が手がけたそうです。

時間は十分すぎるほどありました。記念撮影もできちゃいます。

周りに設置されている仮面や神像もなかなかの迫力です。これらは万博当時の展示物の一部のようです。

そろそろ前のグループが上階へ進んでいったようで、私たちの番になりました。指示に従って進んでいきます。

いよいよ太陽の塔のメイン展示作品である「生命の樹」との対面です。

岡本太郎氏が「生命の樹は血流だ」と言った意味がよくわかります。昔の映画でいうと『ミクロの決死圏』でしょうか。体内を想起させるような強烈で美しい赤。

写真ではとうてい伝えきれない迫力。1階のみ撮影OKにしたのはまさに大盤振る舞いだと思いました。上まで撮影OKにしたら誰も時間通りに進んで行かないでしょう。

目に入る情報が多すぎて、どこを見たらいいのかわかりません。

見ているとなんだか楽しくなってきます。

見にきてよかったと心底思いました。

ここから先、上へ上がるにつれて進化が進み、てっぺんに行くと恐竜とかゴリラとかが登場するのですが、撮影できるのはこの1階だけ。あとは目に焼き付けます。

上のほうの枝に乗っているブロントサウルスは、万博当時は機械仕掛けで動いていたそうです。ディズニーランドのオーディオアニマトロニクスのような感じでしょうか。1970年の時点では最先端だったのかもしれません。

でも当時はここ、ものすごい混雑だったでしょうね。今のほうがゆっくり見れていいと思います。

上まで見終わったあとは、一方通行の通路を下りてくるだけです。途中の壁に多少展示があります。

見学のあとは太陽の塔の撮影タイム

30分区切りの見学コースなので時間通りに終わります。あとは太陽の塔をじっくりながめましょう。

太陽の塔には中に入らないと見られない「地底の太陽」の顔と、正面上部の「黄金の」、現在を表す正面の「太陽」、過去を表す背面の「黒い太陽」の4つの顔があります。

せっかく裏側に回っているので、黒い顔を撮影。

表に回って、足元から見上げる。

太陽の顔のアップ。

黄金の顔のアップ。

天気がよくてなによりでした。

まとめ

以上、太陽の塔内部の見学レポートをお伝えしました。私が岡本太郎作品が好きだということもありますが、この「生命の樹」は一度は見ておいたほうがいい作品だと思いました。

大阪方面に旅行に行くときには、ぜひスケジュールを空けて太陽の塔の予約をしていくことをおすすめします。

2025年には2回目の大阪万博が予定されています。太陽の塔のように後世まで残るようなランドマーク的な作品が登場するのでしょうか。ちょっと楽しみです。

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