金刀比羅宮のお参りにはどれくらい時間がかかる?785段、1,368段って何?見どころは?アクセスは?

高松へ旅行する機会があり、一度も訪れたことのない金刀比羅宮(金毘羅宮)へお参りすることになりました。江戸時代から人々が憧れる「こんぴら参り」です。

事前に調べておくことがいろいろあったので、覚え書きを兼ねてまとめてみました。これから行く人の参考になれば幸いです。

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高松駅からのアクセス

高松駅からのアクセスは大きく2通りあります。

①高松駅から予讃線(よさんせん)で丸亀駅まで。丸亀駅で土讃線(どさんせん)に乗り換えて琴電琴平駅へ。

②高松築港駅からことでん琴平線に乗って1本で琴電琴平駅へ。

琴電琴平駅から金刀比羅宮までは歩きです。

合計1368段の石段

金刀比羅宮は1,368段の石段で有名です。でも訪れた全ての人が1,368段を上りきるわけではありません。

表参道の入り口から785段で本宮(金刀比羅宮)。

本宮からさらに583段上ると奥社(厳魂神社)。

この石段は単に1,368段あるわけではなくて、合間に何ヶ所も坂道をはさんで続く参道なので、総距離が半端じゃない!

金比羅表参道の起点をGoogleMapで確認してください。

GoogleMapで見る

本宮と奥社の違い

785段で行ける本宮と、さらに583段上らないと到達できない奥社。この2つの宮の違いは次の通り。

【本宮】・・・大物主神と崇徳天皇を合祀。

【奥社】・・・厳魂神社(いづたまじんじゃ)。天狗になったという伝説がある戦国時代の別当で修験者の金剛坊宥盛(こんごうぼうゆうせい)を厳魂彦命(いづたまひこのみこと)として祀っている。

どれくらいの時間で行けるの?

金刀比羅宮の参詣にはどれくらい時間がかかるのか。

参道入口から金刀比羅宮の本宮までの785段を歩き通す場合、目安として往復60分~90分は見たほうがいいようです。これはかなり健脚の人の場合です。

脚力に自信のない人がのんびりゆっくり行く場合、90分~150分ほどの行程になります。

全体図は公式サイトがPDFで公開しています。行く前にダウンロードしておきましょう。

⇒金刀比羅宮境内地図

各段の見どころ

金刀比羅宮の参道には、途中途中に見どころが設けられています。

113段「一之坂鳥居」と「備前焼狛犬」

重要有形民俗文化財「備前焼狛犬」があります。

168段「灯明堂」

重要有形民俗文化財「灯明堂」があります。

351段 「青銅大燈籠」

重要有形民俗文化財「青銅大燈籠」があります。

365段 「大門」「五人百姓」

431段 「神馬の広場」「桜馬場西詰銅鳥居」「こんぴら狗(いぬ)」

ここでは古来より「神が騎乗する馬」として神聖視されていた白い馬「神馬(しんめ)」が飼育されています。

桜馬場西詰銅鳥居は銅でできた鳥居で、大正元年に力士の12代目朝日山四郎右衛門が移設したと伝えられています。

神馬の近くには風変わりな犬の銅像があります。

こんぴら参りが人々の憧れだった江戸時代に、人間の代わりに金刀比羅宮までお参りに来る忠犬を「こんぴら狗(いぬ)」と呼びました。

477段 「書院」

青・赤・緑・白の御守が販売されています。お守りが欲しい人は477段まではがんばって上りましょう。

500段 「資生堂パーラー 神椿」

500段目まで上ったところにあるカフェ&レストラン「資生堂パーラー 神椿」。タクシーでここまで行って参拝の前か後でカフェ&レストランを利用すれば、500段分のショートカットになります。

専用駐車場有りなので自家用車も可です。

資生堂パーラー 神椿
場所香川県仲多度郡琴平町892-1
営業時間

【ランチ】
11:30〜15:00
オーダーストップ 14:00
年中無休
【ディナー】
18:00〜21:00
予約制

【セルフサービスのカフェ】
9:00〜17:00(オーダーストップ 16:30)年中無休

備考駐車場は利用者専用
⇒公式サイト

595段 「祓戸社」

罪や穢れを祓い清める神様、瀨織津姫神・速秋津姫神・気吹戸主神・速佐須良姫神が祀られているので、必ずお参りしましょう。

628段 「旭社」

天御中主神・高皇産霊神・神皇産霊神・伊邪那岐神・伊邪那美神・天照大御神・天津神・国津神・八百万神と、たくさんの神様を祀っている「旭社」。人物・鳥獣・草花の彫刻が施された荘厳な佇まいの社で、重要文化財にも指定されています。

あまりに堂々と建っているため、初めて参拝する人の中には本殿と間違える人も多いとか。でも作法としては本殿を先にお参りするのが慣例なので、旭社の参拝は帰りの時に。

642段 「賢木門」

柱の1本が逆さまに取り付けられてしまっているため「逆木門(さかきもん)」と呼ばれていましたが、縁起を考慮して「賢木門(さかきもん)」と改名したのだとか。

逆さまだった柱は宝物館で見ることができます。

653段 「下り1段」

「下り1段」「マイナス1段」と呼ばれている石段は、本宮までの786段を785段にするために設けられたもので、語呂が786(なやむ)になるのを避けるためと言われています。

652段 「本宮手水舎」

本宮エリアに入る前にここでお清めをします。

785段 「本宮」(金刀比羅宮)「本殿」「御神木」

本宮の本殿は1878年に再建されたものです。

御神木であるクスノキは高さは約25メートル、幹の太さは約4.7メートル。

ここでしか手に入らない「幸福の黄色いお守り」は神札授与所で購入できます。

923段 「白峰神社」

日本三大怨霊の一人として知られる崇徳天皇を祀った白峰神社。最恐とも言われた強大な怨念を持つ崇徳天皇を祀っているだけに、その霊験の強さも絶大という話。

1,368段 「厳魂神社」「威徳巖」

1,368段めまで上ってようやく奥社「厳魂神社(いづたまじんじゃ)」に到着。

1368段の石段を上ってたどり着いた人だけが手にすることのできる天狗御守は、奥社近くの御守所で購入できます。

奥社の西側の断崖「威徳巖(いとくのいわ)」の上のほうに天狗とカラス天狗の彫物が設置されています。

おわりに

金刀比羅宮の参拝は往復3時間と言われており、なかなか大変なお参りです。それだけに昔から、お伊勢参りと並んで「一生に一度は行きたい」場所として神聖視されています。

海外からの観光客にも人気のスポットで、特にハイシーズンの混雑ぶりはすさまじく、かなりの覚悟が必要です。

785段あるいは1,368段の石段は、誰もが上りきれるものではありません。「せっかく来たのだから・・・」と無理をせず、体調に合わせて参詣するようにしましょう。

なお「駅から全部歩くのは大変」「785段なんてとても無理」と思ったら、金毘羅参拝登山シャトルで大門(365段目)まで送迎してもらえます。料金は片道510円です。

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