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【行くなら必見】フェリーや美術館の時刻確認が大事!瀬戸内アート島へのアクセス方法(小豆島・豊島・直島・男木島・女木島・大島・犬島・沙弥島・本島・高見島・粟島・伊吹島)

瀬戸内海にはアートを推奨し、国際的な芸術祭を招致して地域の活性化を図る「A R T S E T O U C H I 」という活動があります。

一般によく知られているのは直島、豊島、犬島を中心に行われている「ベネッセアートサイト直島」という活動です。

島内に美術館やギャラリーを設置し、芸術作品に親しめる島づくりを目指した活動は世界的にも知られるようになり、国内外から多くの観光客が訪れています。

旅行へ行く前に、瀬戸内海のアート島の巡り方について調べたのでまとめておきます。参考になれば幸いです。

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瀬戸内国際芸術祭関連の島々を巡る

まずは「ART SETOUCHI」のサイトを見ることをおすすめします。瀬戸内国際芸術祭の出品作品で、現在も鑑賞が可能なアート作品がわかります。

このサイトに掲載されているスポットは次の14箇所です。

小豆島、豊島、直島、男木島、女木島、大島、犬島、沙弥島、本島、高見島、粟島、伊吹島、高松、宇野港

地図で見るとこのような感じ。

瀬戸内国際芸術祭の開催期間中であれば、どの島に行っても芸術作品が楽しめますが、期間外に訪れるのならば豊島、直島、犬島、小豆島が一般的です。

その際、アクセスの基点となる港が岡山県の宇野港と、香川県の高松港になります。

島へのアクセスは船に頼るため、ダイヤをしっかり確認しないと帰ってこられなくなることも・・・。しっかり下調べをしてから出かけることをおすすめします。

港から各島々へのアクセス

各島々を一度に巡るのは難しく、組み合わせは多岐に渡るので十分検討しておく必要があります。

四国汽船

・豊島(家浦)⇔直島(本村)
・直島(宮浦)⇔豊島(家浦)⇔犬島
・高松⇔直島(宮浦)
・宇野⇔直島(宮浦)
・宇野⇔直島(本村)
・宇野⇔直島(風戸)

※3/20~11/30と12/1~3/19ではダイヤが異なるので注意。

四国フェリー

・高松⇔小豆島(土庄)
・姫路⇔小豆島(福田)
・新岡山⇔小豆島(土庄)
・宇野⇔高松

ジャンボフェリー

・高松⇔小豆島(坂手)
・神戸⇔小豆島(坂手)

小豆島豊島フェリー

・宇野⇔豊島(家浦)⇔豊島(唐櫃)⇔小豆島(土庄)

豊島フェリー

・豊島(家浦)⇔直島(本村)⇔高松
・豊島(家浦)⇔高松

どの島の何を見たいのかによってコースが決まります。上手に組み合わせられれば時間のロスは最小限に抑えられます。

島巡りのモデルコース

多くの人が最初に向かうのが直島です。直島だけがミシュラングリーンガイドで2つ星になっており、海外からも注目されています。

船の所要時間は、宇野港からは旅客船で約15分、高松港からは高速旅客船で約30分かかります。

宇野港から直島(宮浦)への便は朝の6時10分を始発として、おおむね1時間に1~2本あります。

⇒四国汽船の時刻表

直島には宮浦(宮ノ浦)港と本村港があり、宮浦港には草間彌生の「赤かぼちゃ」があります。

直島の巡回方法は「なおしまエリアマップ」が参考になります。PDFで公開されているので入手しておくと役に立ちます。

⇒なおしまエリアマップ(PDF)

宮浦港から地中美術館への直行バスは12:05発の1本だけで、それ以外は町営バスで島の反対側の本村港経由でつつじ荘まで乗り、つつじ荘からベネッセアートサイトのシャトルバスでベネッセハウスミュージアムおよび地中美術館まで行かなければなりません。

エリアマップで見るとよくわかりますが、ぐるっと大回りで25~30分ほどかかります。

⇒バス時刻表(PDF)

ベネッセハウス ミュージアム
所在地 香川県香川郡直島町琴弾地
開館時間 8:00~21:00(最終入館20:00)
休館日 年中無休
入場料 1,030円(15歳以下とベネッセハウス宿泊者は無料)
※屋外展示は見学無料
⇒公式サイト

GoogleMapで見る

地中美術館
所在地 香川県香川郡直島町3449-1
開館時間 3月1日 ~ 9月30日
10:00 ~ 18:00( 最終入館17:00 )
10月1日 ~ 2月末日
10:00 ~ 17:00( 最終入館16:00 )
休館日 月曜(祝日の場合は翌日に休館)
入場料 2,100円 15歳以下無料
⇒公式サイト

GoogleMapで見る

直島だけでもじっくり回ったらかなり時間がかかります。ベネッセハウスミュージアムは8時から、地中美術館は10時からで、両方回ると半日は終わります。

しかも宮浦港の周辺には「赤かぼちゃ」だけでなく、個性的な外観で知られる「直島銭湯 I♥湯」もあります。

さらに、つつじ荘とベネッセハウスの中間ぐらいに位置する海岸には、草間彌生の「南瓜(かぼちゃ)」が設置されていますので、これも見逃せません。

それでもスケジュールによっては、直島を早々に終わらせて、島をもう1つ巡りたいという場合もあると思います。

その場合、豊島、犬島、小豆島のどれかになりますが、小豆島は大きな島でボリュームがあるため、直島とセットで回るのは少々無理があるかもしれません。

直島⇒豊島の場合

【直島⇒豊島】の場合は、次のどちらかの航路になります。

豊島フェリー
・直島(本村)⇒豊島(家浦)

四国汽船
・直島(本村)⇒豊島(家浦)

豊島の必見スポットは「豊島美術館」。最終入館はハイシーズンが16:30で、冬季が15:30。四国汽船の場合、直島(本村)発は12:10か14:50。冬季の場合14:50だと15:12に着くので美術館に間に合いません。

豊島フェリーは直島⇒豊島の航路の本数が少なく、曜日によって異なり、しかも午後はありません。

豊島からの帰路は宇野行きなら家浦発16:25と18:40があります。宇野には16:50と19:19の到着になります。

豊島美術館
所在地 香川県小豆郡土庄町豊島唐櫃607
開館時間 3月1日 〜 10月31日
10:00 〜 17:00(最終入館16:30)
11月1日 〜 2月末日
10:00 〜 16:00(最終入館15:30)
休館日 火曜日(3月1日〜11月30日)
火曜日から木曜日(12月1日〜2月末日)
※祝日の場合は開館、翌日休館
※月曜日が祝日の場合は、火曜日開館、翌水曜日休館
入場料 1,570円
※15歳以下無料
⇒公式サイト

GoogleMapで見る

直島⇒犬島の場合

【直島⇒犬島】の場合は、次のような航路になります。

四国汽船
・直島(宮浦)⇒豊島(家浦)⇒犬島

この場合、直島(宮浦)発は12:10か14:50、犬島へは13:05か15:42に到着します。

犬島の必見スポットである「犬島精錬所美術館」は9:00〜16:30で、最終入館は16:00。直島発12:10に乗らないと間に合いません。

その上、犬島からは宇野港、高松港のどちらへも直通便がないので、最寄の宝伝港(岡山県)に抜けるしかなくなります。宝伝港行きの最終は18:45です。

犬島精錬所美術館
所在地 岡山県岡山市東区犬島327-4
開館時間 9:00 〜 16:30(最終入館16:00)
休館日 火曜日(3月1日〜11月30日)
火曜日から木曜日(12月1日〜2月末日)
※祝日の場合は開館、翌日休館
※月曜日が祝日の場合は、火曜日開館、翌水曜日休館
入場料 2,100円
※犬島「家プロジェクト」、犬島 くらしの植物園と共通
※15歳以下無料
⇒公式サイト

GoogleMapで見る

直島⇒小豆島の場合

【直島⇒小豆島】の場合は、直行できる航路がありません。豊島(家浦)で船を乗り換えることになります。

四国汽船
・直島(本村)⇒豊島(家浦)

小豆島豊島フェリー
・豊島(家浦)⇒豊島(唐櫃)⇒小豆島(土庄)

直島(本村)発は12:10か14:50。豊島(家浦)への到着はそれぞれ12:31と15:12です。

豊島(家浦)発は13:50、16:05、17:55で、小豆島(土庄)への到着はそれぞれ14:25、16:54、18:30になります。

乗り換えは時間的にもロスがあり、あまりおすすめではありません。そもそも小豆島は見どころがいっぱいなので短時間では回りきれません。

ちなみに小豆島発の最終船は次の航路です。

・福田港19:30発で姫路に21:10着
・土庄港18:30発で岡山に19:40着
(19:50発の季節増便もあり)
・土庄港20:50発で高松に21:25着

1日目に直島、2日目に豊島と小豆島

おすすめは1日目に直島、2日目に豊島と小豆島を巡るプランです。

小豆島豊島フェリーの宇野⇔豊島(家浦)⇔豊島(唐櫃)⇔小豆島(土庄)の航路を有効利用します。

豊島、小豆島の順に巡る場合、宇野がスタートになります。小豆島からの最終便は姫路・岡山・高松への3航路が比較的遅い時間まであるので、どこに抜けるのにも便利です。

高松行きの最終は土休であればジャンボフェリーの22:40もあります。

小豆島、豊島の順に巡る場合、豊島からの帰りの便は宇野方面になります。宇野行きは小豆島豊島フェリーの家浦発16:25と18:40です。

時間的に余裕を持って動けば、豊島と小豆島を組み合わせて1日で回るプランは十分可能です。

豊島・直島・小豆島の評判は?

SNSに挙がっている島々の評判を見てみましょう。

移動手段として自転車というのはありですね。天気がよければ挑戦したいものです。

ハイシーズンはかなりの混雑が予想されます。

アートとの融合。一度は泊まってみたい宿ですね。

ハイシーズンを避けるのも手だと思います。

小豆島は『からかい上手の高木さん』の聖地になっているんですね。以前は実写映画『魔女の宅急便』の聖地でしたが・・・。

おわりに

以上、瀬戸内のアート島 ~豊島、直島、犬島、小豆島~の巡り方についてのまとめでした。近々こんな感じで旅行をしてこようと考えています。

なかなか見ごたえのある島々なので、見落とし見逃しがないようにいろいろ調べていかないと、ですね。

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