千葉は房総半島まるごと観光地といわれるほど見どころの多いエリアで、「東京ディズニーリゾート」「マザー牧場」「千葉市動物園」「鴨川シーワールド」などアミューズメント施設も充実しているおすすめの観光エリアです。
テレビで観て「千葉へ旅行に行ってみたい!」って思った人も多いのではないでしょうか。
千葉旅行を考えたら、事前に行き方はもちろんのこと、見どころ、食べ物、お土産などはチェックしておきたいもの。
インスタ映えする写真の撮れるフォトジェニックなスポットも欠かせません。
ついでに、旅行に格安で行く裏技や、現地でお得に過ごせる方法があったら最高だと思いませんか?
お得な行き方、見どころやグルメの情報をちょっとだけまとめてみました。
目次
千葉へ飛行機で行く
千葉に飛行機で行ければ時間が短縮できて一番いいんだけど、という人は多いでしょう。千葉には成田空港があります。そして場所によっては東京都の羽田空港も使えます。
成田空港の場合、空港から千葉駅までは電車なら40分、高速バスなら1時間10分ほどで行けます。
また、東京ディズニーリゾートのある舞浜駅までは電車なら1時間10分、高速バスなら1時間30分です。
成田空港の国内路線は下記の空港と接続しています。
成田空港の国内線は全日空(ANA)、日本航空(JAL)、ジェットスター・ジャパン(JJP)、ピーチ・アヴィエーション(APJ)、アイベックスエアラインズ(IBX)、ジェットスター・ジャパン(JJP)、バニラエア(VNL)が就航しています。
羽田空港を利用する場合、東京経由で千葉へ向かうコースと、東京湾アクアラインを通って向かうコースとの2通りがあります。
羽田空港からJR千葉駅までは高速バスで1時間~1時間30分ほどです。私鉄とJRを乗り継いでいけば鉄道でも1時間ほどで行けます。
東京ディズニーリゾートへ行く場合、羽田空港からディズニーリゾートエリア(各ホテル)へ向かうリムジンバスがあるのでとても便利です。乗車時間は45分ほどです。
房総半島の先、例えば館山駅まで行こうとした場合は、東京湾アクアラインを経由する高速バスで1時間40分ほどです。
羽田空港の国内路線は下記の空港と接続しています。
函館、釧路、札幌(新千歳)、とかち帯広、旭川、稚内、女満別、根室中標津、オホーツク紋別、青森、秋田、山形、大館能代、三沢、庄内、八丈島、大島、富山、能登、小松、中部国際、神戸、大阪(伊丹)、関西国際、南紀白浜、高松、高知、徳島、松山、岡山、鳥取、広島、萩・石見、山口宇部、米子、出雲、岩国錦帯橋、福岡、大分、宮崎、北九州、鹿児島、熊本、佐賀、長崎、奄美、那覇(沖縄)、宮古、石垣
羽田空港の国内線は全日空(ANA)、日本航空(JAL)、スターフライヤー(SFJ)、日本トランスオーシャン航空(JTA)、スカイマークエアラインズ(SKY)、ソラシドエア(SNA)、エアドゥ(ADO)が就航しています。
(フライトは2018年11月時点の情報です。予告なしに変更される場合があります。)
飛行機にはマイルで乗るのがお得
飛行機をお得に利用するなら、やっぱりマイルを貯めて乗るのが一番おすすめです。マイルを貯める方法は大きく2つあります。
2.マイルの貯まるクレジットカードを活用する
ANAの場合
ANAマイルの場合、例えば大阪(伊丹)→東京(成田) のレギュラーシーズンの片道運賃は25,700円で、マイルで乗る場合は6000マイル必要になります。
ANAマイル | 必要マイル数 | 運賃 |
大阪(伊丹)→東京(成田) | 6000マイル | 25,700円 |
実際には割引価格のチケットもあるので、購入時期によっては普通に購入したほうがお得な場合もありますが、ANAは直接マイルで購入する以外にも、マイルをANAスカイコインに替えて航空券を購入するという方法も選べます。
ANAスカイコインを使えば、現金の換わりにANAスカイコインを利用するだけなので、普通に航空券を購入するのと同じ感覚で買えます。時期によっては、マイル枠よりも取りやすいです。
ANAマイルの貯め方については、以下の記事で紹介しています。
JALの場合
JALでは大阪(伊丹)→東京(成田) のレギュラーシーズンの片道運賃は25,900円で、マイルで乗る場合は6000マイル必要になります。
JALマイル | 必要マイル数 | 運賃 |
大阪(伊丹)→東京(成田) | 6000マイル | 25,900円 |
JALの場合、少し広めのクラスJが用意されています。マイルの場合は片道2000マイル追加することで利用できます。
実際には割引価格のチケットもあるので、購入時期によっては普通に購入したほうがお得な場合もありますが、JALは直接マイルで購入する以外にも、マイルをe JALポイントに替えて航空券を購入するという方法も選べます。
JALマイルの貯め方については、以下の記事で紹介しています。
千葉へ新幹線で行く
千葉には新幹線が通っていません。東京駅ー千葉駅間は快速で40分なので、千葉の新幹線最寄り駅は東京ということになります。
新幹線は予約サービスを利用するのがお得
JRの予約サービスを利用すると、通常料金で切符を購入するよりも安くなる場合があります。知らずに通常料金を支払うと損をします。
千葉旅行で東京を経由する場合、JR西日本の「e5489(いいごよやく)」やJR東日本の「えきねっと」を利用すると安くなることがあります。
例えばJR東日本が提供している予約サービス「えきねっと」を利用すると割安になる場合があります。
特に早めの予約をした場合は「トクだ値」「お先にトクだ値」の特別価格で購入できるので、10~35%お得になります。
また、JR東海が運営する新幹線予約サービス「エクスプレス予約」「スマートEX」を利用する方法もあります。
「エクスプレス予約」「スマートEX」を経由して予約をすると、東海道新幹線や山陽新幹線の料金が大幅に割引されます。
「エクスプレス予約」を利用するにはビューカード系クレジットカードが必要で、年会費も1,080円(税込)かかりますが、距離によっては1回の乗車で年会費の元が取れるほどの割引料金で購入できます。頻繁に利用する人なら圧倒的にお得です。
「スマートEX」は年会費無料のサービスで、「エクスプレス予約」と比べると割引率や優待枠の数でやや劣りますが、早めの予約で大幅な割引になるなどのサービス内容は「エクスプレス予約」と同じです。
計画旅行であれば「エクスプレス予約」「スマートEX」で早めの予約をとることで、新幹線にお得な値段で乗れるのは間違いありません。
東京ー博多間を例にすると、前日購入では普通車指定席が21,810円するのに対し、EX早特なら17,400円で購入できます。
ホテルはポイントで泊まるのがお得
ホテルの中には、会員になるとポイントが貯まるものがあります。
そのポイントでお得に宿泊できるのはもちろんのこと、会員特典で1ランク上の部屋にアップグレードしてもらえたりすることもあります。
プリンスホテル
SEIBU PRINCE CLUBのポイントを貯めると、国内のプリンスホテル(または系列のホテル)に格安で宿泊することができます。
千葉の場合、県内には残念ながらプリンスポイントが使える系列ホテルがありません。
最も近いところで東京や品川になります。おすすめは「品川プリンスホテル」です。品川プリンスホテルは品川駅のすぐ近くにあるので利便性もよく、品川ー千葉間は電車で50分ほどなので実用的です。
ちなみに品川プリンスホテルの場合、ツインに5000ポイントで宿泊できるので、かなりお得です。
プリンスポイントが貯まる「SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン」や「SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン ゴールド」を活用したり、あるテクニックを使うと、ポイントが貯めやすくなります。
また、プリンスホテルはプリンスステータスサービスというシステムを導入しており、年間の利用金額に応じてステータスが上がり、翌年のサービス内容・特典がアップグレードするしくみになっています。
プリンスホテルに絞って利用するようにすれば、よりお得なサービスが受けられるようになります。
プリンスホテルに無料で宿泊する方法については、以下の記事で紹介しています。
マリオット
マリオット・インターナショナルのポイントを集めると、世界中にある高級ブランドのホテルにお得に宿泊することができ、とてもお得です。
残念ながら千葉にはマリオット系列のホテルがありません。でも東京にはたくさんあります。
例えば東京駅の近くにある「コートヤード・バイ・マリオット 東京ステーション」は35000ポイントで宿泊できるのでお得です。
東京駅から千葉駅までは特急で30分。千葉旅行での宿泊先としては十分ありだと思います。
マリオット・リワード・ポイントを貯める方法としておすすめなのは【SPGアメックス】というクレジットカードを活用することです。
普段の買い物で無理なくポイントが貯められるので、知らないうちに1泊分くらいは貯まってた、ということも・・・。
今なら無料宿泊1泊分のポイントはあっという間に貯めることができる紹介プログラムもあります。
マリオットに無料・格安で泊まる方法については、以下の記事で紹介しています。
千葉の”これ”が食べたい!
千葉の名産といえば「落花生」が全国的に有名ですが、それ以外にもおいしいものがたくさんあります。
千葉に行ったら絶対に食べたいものを、ちょっとだけ紹介します。
ホワイト餃子
全国各地に広まっている一口サイズでパリパリ食感の「ホワイト餃子」。その総本山が野田にある「野田本店」です。ホワイト餃子ファンにとっては、言わば聖地。原点の味を堪能できます。
なめろう・さんが焼き
房総の漁師たちが船の上でイワシ、アジ、サンマなどの新鮮な魚を味噌と一緒にたたいて作る郷土料理「なめろう」。それをかるく固めて焼いたものを「さんが焼き(山家焼き)」といいます。アワビなどの殻に盛って焼く場合もあります。
なめろうをご飯にのせると「なめろう丼」になります。
千葉の三大ご当地ラーメン
千葉には人気のご当地ラーメンが3つあります。
竹岡ラーメン
濃厚な特性タレを麺の茹で湯(あるいはチャーシューの茹で湯)でのばしてつくるスープと、具材の角切りタマネギが特徴的な竹岡ラーメン。竹岡式ラーメンともいいます。富津市竹岡が発祥で、主に内房周辺で食べられています。
勝浦タンタンメン
勝浦で働く漁師さんや海女さんの冷えた身体を温めるために考案されたといわれている「勝浦タンタンメン」。メインの具材はタマネギと豚挽き肉。その他にニンニク、ニラ、ネギなどが入った辛口ラーメンです。
一般的なゴマ味噌ベースのタンタンメンと異なり、醤油&ラー油ベースのスープが特徴的。むせるほどの美味しさが人気です。
アリランラーメン
刻んだタマネギとニラ、すりおろしたにんにく、ラー油、豚肉などのハーモニーがインパクト大のスタミナラーメン。峠を越すエネルギーを蓄えるために考案されたという話も。
発祥店である長生郡長柄町のお店は簡単には辿り着けない山中にあるのですが、こってりした醤油ベースの味はやみつき必至です。
ぴーなっつ最中
千葉の特産品である落花生を用いたお菓子の代表格。見た目もかわいいので、お土産の定番になっています。
落花生を練りこんだ白あんが入っているので、見た目と同じくらい味のほうも落花生そのものです。
千葉の”ここ”が見たい!
千葉に行ったらぜひとも訪れたい定番スポット・穴場スポットを紹介します。
マザー牧場
富津市の「マザー牧場」は、地元では遠足や行楽先の定番。動物と花の”癒し系”テーマパークです。乗馬体験や味覚狩り、手作り体験などもできるようになっています。
近年はアクティビティ施設やイルミネーションにも力を入れており、バンジージャンプにもチャレンジできます。
東京ドイツ村
関東三大イルミネーションのひとつに数えられている「東京ドイツ村」。袖ヶ浦市にあります。園内にはアトラクションや動物園もあり、パフォーマンスショーなども開催されます。
施設の総面積が東京ドームの約19個分あり、マイカーのままでも入園・園内移動ができるという全国でも珍しいパークです。
鴨川シーワールド
全国の水族館の満足度ランキングでも常にトップ10入りしている、房総半島の先端にある水族館です。
シャチ・イルカ・アシカのショー以外に、ベルーガ(シロイルカ)の水中パフォーマンスも見ることができます。
季節限定で行われるイベントも豊富で、イルカと一緒に泳ぐ「ワンダフルドルフィン」や、夜の生き物たちの様子を観察する「ナイトアドベンチャー」、夜の水族館に宿泊できる「大人のナイトステイ」など人気企画が目白押しです。
濃溝の滝・亀岩の洞窟
濃溝の滝(のうみぞのたき)は君津市の清水渓流公園内にある亀岩の洞窟内を流れる滝で、その「秘境っぽさ」「ジブリっぽさ」がSNS等を通して知られ、注目を浴びています。
周辺は清水渓流広場という散策エリアになっていて、遊歩道や日帰り温泉施設があります。夏にはホタルが見られることでも知られています。
鋸山 日本寺
鋸南町(きょなんまち)にある名所「鋸山(のこぎりやま)」。岩を採掘した山肌がノコギリのようにギザギザしていることからそう呼ばれていますが、正式名称は「乾坤山(けんこんざん)」です。
ロープウェイで登る山頂エリアは日本寺(にほんじ)の境内になっており、「地獄のぞき」という崖のある山頂展望台や、石切り場の跡に彫られた岩壁の百尺観音、ご本尊である薬師瑠璃光如来の大仏など見どころ満載になっています。
海ほたるパーキングエリア
川崎と木更津を結ぶ東京湾アクアラインの途中にある、海上に浮かぶ空母のようなパーキングエリアです。自動車・高速バスでの移動時に立ち寄る以外にも、川崎側・木更津側の両方から路線バスも出ています。
東京湾を一望できる展望デッキやモニュメント以外に、フードコート・カフェ・お土産ショップ・ゲームセンター・キッズプレイルーム・足湯などがあり、いろいろ楽しめる観光施設になっています。
まとめ
千葉へ旅行に格安で行く裏技、見どころやグルメの情報をちょっとだけお伝えしました。いかがでしたか?
ここでは紹介しきれないほど、千葉にはまだまだ有名・無名の名所や名産がいっぱいあります。
旅行へ行くときは、行き当たりばったりも楽しいですが、事前にいろいろ調べておくことをおすすめします。知らなかったお得情報や豆知識が頭に入っていれば、より楽しい旅行になること間違いなしです。
また、帰ってきてから「せっかくなら見ておくべきだった・・・」「知らずに素通りしちゃった・・・」「もっとお得に利用できたのに・・・」なんてことも、事前の情報収集があれば少なくてすみます。
当サイトではこれからも、楽しい旅行に役立つお得情報・豆知識をお伝えしていきます。参考にしていただければ幸いです。