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【映える美術館】これだけは見たい!金沢21世紀美術館の「プール」を鑑賞したい人のための入り方と注意点

映える美術館として金沢観光の定番スポットになっている「金沢21世紀美術館」。常設展示の中でも有名なのがレアンドロ・エルリッヒ作の『スイミング・プール』です。

このスイミングプールを一目見たいので金沢21世紀美術館に行きたい、という人も多いそうです。プールを見るためだけに行った私の覚え書きを紹介します。入り方と注意点、参考にしてもらえればうれしいです。

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金沢駅からバスで21世紀美術館へ

金沢駅から21世紀美術館までの距離は、徒歩で30分(2.4キロ)なので歩けないほどではありませんが、おすすめはやはりバス。

バスの場合は、駅前のバスターミナルの3番、6番乗り場から33番・63番に乗って約10分。「広坂・21世紀美術館」で下車すれば美術館の目の前に着きます。

→金沢21世紀美術館(公式)

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美術館の周りにある無料で見られる作品

21世紀美術館には屋外の常設作品がいくつかあります。無料で写真映えが狙えるおすすめのスポットです。(その時々で異なる場合もあるので注意)

《カラー・アクティヴィティ・ハウス》オラファー・エリアソン

シアン、マゼンタ、イエローの色ガラスの壁で形づくられた渦巻き状のオブジェ。中に入ることで、色の重なり合いによって偶然生まれる風景世界を楽しむことができます。

この中で写真を撮る人も多く、時間帯によっては混雑しています。内部中央にはライトがあり、夕刻には点灯して幻想的なムードになります。

作者であるオラファー・エリアソンは『The weather project』で有名になった現代美術界のスーパースター。ドキュメンタリー映画もつくられるほどの存在です。

《ラッピング》フェルナンド・ロメロ

中に入れます。パイプとメッシュでつくられた風船のような感じのするオブジェです。単純なような、難解なような構造は近未来感があります。

ラッピングの作者は、メキシコの有名な建築家フェルナンド・ロメロ。

《アリーナのための クランクフェルト・ ナンバー3》フロリアン・クラール

美術館の芝生に設置されたチューバ状の12個の筒は、フロリアン・クラール作品《アリーナのための クランクフェルト・ ナンバー3》(原題:音のフィールド)です。音は筒から地下の管を伝わってどこかの筒へと伝わるようになっており、音の迷宮を感じさせてくれます。

《パビリオン「まる」》妹島和世 + 西沢立衛 / SANAA

妹島和世 + 西沢立衛 / SANAAによって2014年に制作された《パビリオン「まる」》。16個のステンレスの球が合わさることでできた美しいオブジェは高い溶接・研磨技術の粋を集めた力作と言えます。

《雲を測る男》ヤン・ファーブル

創作活動を通じて生と死について探求し続けているマルチアーティストのヤン・ファーブル。本作品《雲を測る男》は1961年公開の米映画『終身犯』に着想を得て制作されたとか。

 
 
 
 
 
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《雲を測る男》は金沢21世紀美術館の屋上部分に設置されています。パブリックアートではありませんが、美術館の裏手から誰でも見ることができます。

上記2作品のほかにも「市民ギャラリー」「タレルの部屋」など無料公開の作品がありますが、その時々で公開していない場合もあるので確認が必要です。

プールが見える場所

お目当てのプールですが、館内に入って真正面に見えます。ガラス越しに見える中庭にあるので、ガラス越しでよければ写真が撮れます。

でも近寄るためにはチケットが必要です。勝手に入ろうとすると、係の人に「チケットはお持ちですか?」と呼び止められます。

中庭にぽっかりと口を開けた「スイミング・プール」ですが、その内部に入るためには全く別の場所からアプローチしなければなりません。

チケットの種類

チケットは展示内容によって種類がありますが、プールを見るためにはプールのエリアが展示エリアに含まれているチケットを購入する必要があります。

2019年6月の展示を例にすると、「レアンドロのプール」は下図の茶色のエリアにあります。

プールを見るだけなら茶色のエリアの入場料を払えばOKです。下図でいえば「粟津潔 デザインになにができるか」の1200円チケットを買います。

写真撮影はプールのみ

チケットを購入して入館する時に説明を受けるのは次の2つのことです。

①手荷物(リュックなども)はロッカーに入れてから入場する。「100円が戻るロッカーです」と説明されました。

②写真撮影が可能な場所はプールだけ。地下からと中庭からの撮影ができます。

内部にはケースなしでそのまま展示されている作品が多いため、手持ちの荷物で引っ掛けてしまったりしたら大変。荷物は必ずロッカーに入れましょう。

プールの撮影は困難を極める

「スイミング・プール」を下から鑑賞するには、展示場の地下に降りる必要があります。エレベーターで下りて行けます。

プールを撮影するにあたっては、人がいない時間帯はほぼないので、タイミングがかなり難しいことを覚悟しておきましょう。

外国人観光客も多く、みんな思い思いのポーズで記念写真を撮ろうと頑張るため、地下はとても混雑します。しかも入り口も内部も想像以上に狭い!

いっそのこと、お客さんごと撮影したほうが生き生きとした写真になるかもしれません。

また標準レンズだけでなく、広角レンズも持っていたほうがプール撮影はうまくいきます。標準レンズで一部分だけ撮影しても、ただの水色の写真になってしまいます。

中庭からも撮影

チケットを持っていれば中庭に出られます。

中庭から見ると、プールの中に人がいるのが見えて、面白い写真が撮れます。2人以上で行った場合、地下と中庭に分かれてお互いに撮り合うのもおすすめです。

鑑賞後は喫茶で一休み

ひとしきり鑑賞し終えたら、エントランス横にある喫茶で一休みしましょう。私が訪問した時にはイチジクのパフェが大人気でした。

美術館鑑賞って案外疲れますから、甘いものをいただいてエネルギー補給です。

ついでに見たい場所

金沢駅から21世紀美術館まで移動すると、実は徒歩圏内にいろいろな名所が揃っています。ついでに見て回れるスポットを紹介します。

美術館から道路を挟んで反対側に見えるのが金沢城公園。その向かいが兼六園になります。これらは定番スポットですね。

周辺には他にもおすすめスポットがいくつもあります。

かつての陸軍兵器庫だった赤レンガ倉庫を利用した「いしかわ赤レンガミュージアム(石川県立歴史博物館)」。

加賀藩の家老職を務めた津田玄蕃家の邸宅遺構。大手町から移築されました。

金沢で最も古い神社で恋愛運のスポットとして人気の石浦神社。

2020年10月に移転オープンした東京国立近代美術館工芸館。明治期に建てられた旧陸軍の施設を移築利用しています。

おわりに

レアンドロの『スイミング・プール』を見るために行く金沢21世紀美術館。入り方と注意点についてまとめてみました。いかがでしたか。

プールというほど広くはないのですが、芸術作品としては大きい被写体ですから、写真撮影には広角レンズや魚眼レンズがおすすめです。最近はiPhone向けのレンズもきれいに撮れるものがあります。

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世界的にも人気のある展示作品なので、混雑する時期には行列になることもあります。夕刻など比較的空く時間帯もあるので、タイミングを見計らってチャレンジしてみるといいかもしれません。

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