これだけは見たい食べたい!兼六園観光で絶対に外せない見どころ・食べどころがこちら

金沢の兼六園といえば、日本三大庭園に数えられる名園。加賀藩前田家の私庭として長年に渡り拡張・整備が重ねられきた大庭園は、明治7年に本格的に一般公開が始まって以降、国内外から多くの観光客を集める北陸最大の名所となっています。

有名な兼六園は見どころも決まっているのですが、ちょっと違った観点で「外せない見どころ・食べどころ」を紹介したいと思います。

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6回も倒された徽軫灯籠(ことじとうろう)

兼六園を代表する景観として知られる霞ヶ池の徽軫灯籠(ことじとうろう)。二股の脚を持つ珍しい灯籠で、琴の部品である琴柱(ことじ)が名前の由来だとか。

昭和37年から54年までの間に6回も池の中に倒されて壊された経緯があり、現在の灯籠部分は2代目。初代は事務所内に保管されているそうです。

片方の脚は壊れて短くなっていて、それを石に乗せてバランスを取っています。明治の頃に壊れてしまったようですが、原因は定かではありません。

日本最古の噴水

12代藩主前田斉泰が造らせたとされる、現存する日本最古の噴水です。現在でも土地の高低差だけで噴き上げており、ポンプ等は一切使われていません。

高さ3.5mの噴水の水源は江戸時代に造られた辰巳用水。水の流れを自在に扱う匠の技が感じられます。

雁行橋

11枚の赤戸室石を並べて造られた雁行橋(がんこうばし)。亀の甲羅の形をした岩板は雁が列をなして飛んでいく様を表しているそうで、見た目がとてもおしゃれです。

別名を亀甲橋といい、その縁起の良さから「この橋を渡ると長生きできる」という噂が立って多くの人が渡り過ぎて石がすり減ってしまったため、現在では渡ることができなくなっています。

雪見橋・雪見灯篭・雪見御亭の3点セット

兼六園にはかつて、建坪4000坪・部屋数200以上・4つの能舞台、そして大奥を備えた巨大な屋敷「竹沢御殿(たけざわごてん)」がありました。37歳で早々に隠居した加賀藩11代藩主の前田斉広(なりなが)が、自分の隠居所として建てさせたものでした。屋敷とその庭をあわせた総面積は現在の兼六園のおよそ半分を占めたとされています。

その竹沢御殿のお座敷から雪見を楽しむために造られたのが、七福神山を中心としたミニ庭園。

特に雪見橋(ゆきみばし)・雪見灯籠(ゆきみどうろう)・雪見御亭(ゆきみのおちん)は雪見3点セットとも言うべき重要なアイテムでした。

雪見御亭は巨大な岩盤を屋根にして造られた東屋だったとされていますが、後に倒壊して犠牲者が出たため、岩盤は尾山神社に奉納されたという噂があります。

豪奢な御殿を建てて隠居を楽しむはずの斉広でしたが、わずか2年で流行病により他界します。彼の死後、息子の前田斉泰(なりやす)は藩の財政上の理由により竹沢御殿を取り壊しました。

守護の要石「獅子巌」「虎石」「龍石」

兼六園を守護している3つの要石が「獅子巌」「虎石」「龍石(竜石)」です。どれも自然石を生かしたもので、名石として知られています。

黄門橋のたもとにある獅子巌。右が尻尾で左が頭。

黄門橋が目立つので、獅子巌を見落としがちです。

徽軫灯籠の右手にある虎石。吠えている姿を表しているとか。

首をもたげて斜め左上に向かって吠えています。そう思えば何となくそう見えてきますね。

鶺鴒島の近くにある龍石は、ぐるっととぐろを巻いています。左が頭で、ぐるっと反時計回りに体が円を描くように丸くなっています。

よくよく見ると、大きな口をぱっくりと開けた立派な竜の頭に見えてくるから不思議。

向かいにある鶺鴒島はよく目立つので、道路を挟んで反対側にある龍石を見落とさないように。

ケンロクエンクマガイの原木

兼六園の銘木として話題になった木が全国に広まったとされる桜の品種・ ケンロクエンクマガイ(兼六園熊谷)。ヤマザクラとベニヤマザクラの交雑種と考えられています。

兼六園にあるものが全国にあるケンロクエンクマガイの原木です。

金沢の名の由来となった金城霊澤

成巽閣の隣にある金沢神社には金城霊澤(きんじょうれいたく)という井戸があります。古来は「金洗いの沢」(かなあらいのさわ)と呼ばれた湧き水で、水底に砂金が沈んでいたのだとか。

金沢の地名はこの「金城霊澤」から名付けられたと考えられています。

鳩を寄せ付けない明治紀念之標

明治13年建立の「明治紀念之標(日本武尊像)」は、日本最初の屋外人物の銅像といわれています。西南戦争で戦死した石川県戦士400人への慰霊碑として建てられました。

この銅像は鳩を寄せ付けないことでも知られています。ヒ素や鉛の含有量が高いことが原因だと考えられ、この像の組成をもとに「鳥を寄せ付けない合金」が開発されたりもしました。

日本四大用水の一つ「辰巳用水」

金沢城跡の堀や兼六園の霞ヶ池、瓢池の水は、江戸初期に手掘りで造られた延長12キロに及ぶ「辰巳用水」によりまかなわれています。山崎山の近くに取水口があります。

日本四大用水路の一つに数えられている辰巳用水は、城の辰巳(東南)の方角にあたる犀川上流から、途中4キロのトンネルを経て導水されて霞ヶ池まで届いています。用水は現在も市内のあちこちで見ることができます。

霞ヶ池から城内への水路は、逆サイフォンの原理を用いた「伏越の理(ふせこしのことわり・ふえつのり)」という高度な技術が使われており、現在でも石管による地下水路が健在です。

注目のグルメ「焼きいなり」

兼六園に行ったら必ず食べたい話題のグルメが「焼きいなり」。兼六園周辺では金澤兼六屋が有名です。「焼きいなり」は『マツコの知らない世界』に登場したこともある、今注目のメニューです。

兼六園へ続く紺屋坂にある金沢兼六屋で温かい焼きいなりが頂けます。金沢駅のantoの奥にある「すずめ」でも買えます。

名称金澤兼六屋
住所金沢市兼六町2-3
営業時間9:00~17:00 第2・4木曜定休
アクセス兼六園桂坂口より徒歩2分

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じぶそば

兼六亭が元祖とされている「じぶそば」は、金沢の郷土料理である治部煮(じぶに)とそばを組み合わせたご当地ならではオリジナルメニュー。とろみのある優しい味わいはヤミツキものです。

治部煮のほんのりとした甘さとそばつゆのしょっぱさが組み合わさった絶妙のハーモニーは一度は味わうべき逸品です。

名称兼六亭(兼六園内)
住所石川県金沢市兼六町1-20
営業時間8:30~17:00
アクセスJR金沢駅からバスで9分、兼六園下・金沢城下車、徒歩3分
⇒公式サイト

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あんころ

金沢名物のあんころは、兼六園内のどこの茶屋でもいただけます。あんころのあんこは上品な甘さと滑らかな口当たりが自慢。小ぶりなのでいくつでも食べられそうです。

特におすすめは「兼六園茶屋 見城亭」。甘味の種類が豊富なのと、世界的に有名な建築家・隈研吾氏が設計を手がけたことで知られる人気のお店です。

名称見城亭
住所石川県金沢市兼六町1-19
営業時間1階/カフェ 10:00〜16:30
2階/朝食 8:00〜10:30(3~11月の日曜のみ)
   昼食 11:00〜15:00
   夕食 17:00〜21:00 (土曜のみ)
アクセス兼六園 桂坂口料金所横
⇒公式サイト

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まとめ

以上、兼六園見学では外せない「見どころ・食べどころ」を紹介しました。

一年を通じて楽しめる兼六園。四季折々の美しさを楽しめる最高級の日本庭園は、金沢が世界に誇る観光名所です。

見落としのないように、事前にいろいろ調べてから行きましょう。

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