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【決定版】この石切り場が凄い!ぜひ見に行きたい全国のおすすめ採石場まとめ

「地下に広がる宮殿」「まさに別世界」「異空間に来たかのよう・・・」と様々な言葉で表現されている石切り場(採石場跡)。その多くは日本の発展に貢献した採石産業の遺産として注目されています。

全国にある有名な石切り場を紹介。想像以上の感動が待っているかもしれません。

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札幌のラピュタ「石山緑地」(北海道)

明治時代に発見された札幌軟石の採石場が平成の世になって公園として再利用されたのが「石山緑地」です。

ローマの遺跡を彷彿とさせるおしゃれな佇まい。アニメ等でも使われており、札幌の人気スポットの一つになっています。

名称 石山緑地
住所 札幌市南区石山78-24外
開館時間等 駐車場は11月下旬~4月中旬は冬期閉鎖
アクセス 道央自動車道 北広島ICより30分
⇒関連サイト

迫力満点の岩壁「院内石切り場跡」(秋田)

平成初期まで院内石の掘削が行われていた湯沢市の「院内石切り場跡」。見る者を圧倒する高い岩壁が人気で、秋田の知られざる名所となっています。

名称 院内石切り場跡
住所 秋田県湯沢市上院内
開館時間等
アクセス 奥羽本線 院内駅から1km
⇒関連サイト

森の古代宮殿「藪塚石切場跡」(群馬)

群馬県太田市の森の中で岩壁に囲まれてひっそりと佇む人気のスポットが「藪塚石切場跡」です。自然とのマッチングが見事で、古代神殿を探検しているような気分が味わえます。

2014年には『仮面ライダー 鎧武』で”ヘルヘイムの森”として登場して話題となりました。

名称 藪塚石切場跡
住所 群馬県太田市藪塚町
開館時間等 9:00~16:00/年中無休
アクセス JR串本駅から徒歩10分
⇒公式サイト

日本一有名な地下宮殿「大谷石地下採掘場跡」(栃木)

日本で最も広く知られている石切り場跡と言えば、栃木県宇都宮市にある「大谷石地下採掘場跡」でしょう。様々なメディアで紹介され、イベントや映画・ドラマのロケにも利用されている日本最大級の”地下宮殿”です。

採掘場跡は大谷資料館に内包されており、資料館内の見学も含めて有料となっています。

名称 大谷資料館
住所 栃木県宇都宮市大谷町909
開館時間等 4月~11月 9:00~17:00
12月~3月 9:00〜16:30
12月~3月は火曜定休、その他は無休
アクセス 東北自動車道 鹿沼ICから20分
または宇都宮ICから12分
⇒公式サイト

特撮の聖地「岩船山中腹採石場跡」(栃木)

特撮・爆破シーンの聖地として知られる岩船山中腹採石場跡。スーパー戦隊ものなどはほとんどがこの場所を使っており、映画『キングダム』や『暗殺教室』、ドラマ『コンフィデンスマンJP』『パリピ孔明』などでも登場しています。

毎年行われる野外音楽イベント「岩船山クリフステージ」の会場にもなっています。

名称 岩船山中腹採石場跡
住所 栃木県栃木市岩舟町畳岡
開館時間等
アクセス JR両毛線岩舟駅から徒歩10分
⇒公式サイト

ラピュタの世界として人気の高い「鋸山」(千葉)

房総では知らない人のいないパワースポット「鋸山」。古来より霊山として知られ、日本寺や百尺観音、高さ日本一の大仏、絶壁からの”地獄のぞき”も大人気。

採石場跡としても注目されており、”ラピュタの壁”と呼ばれる石壁など巨大スケールの石切り場が見学できます。ここで採掘された房州石(金谷石)は江戸の町に運ばれ、建造物に利用されました。

名称 鋸山(のこぎりやま)
住所 千葉県安房郡鋸南町元名847
開館時間等 8:00~17:00が目安
アクセス 富津館山道路 富津金谷ICから一般道を4キロ。山頂までは鋸山ロープウエイを利用。
⇒公式サイト

石切山脈と”地図に無い湖”(茨城)

茨城県笠間市にある石切山脈は東西約10km、南北約 5km、地下1.5kmにわたる日本最大級の広域岩石帯で、まるで古代遺跡のような光景が広がっている別天地です。ここで採掘される「稲田石」(花崗岩)は日本橋、東京駅、国会議事堂、最高裁判所をはじめとする日本各地の歴史的建造物に使われている銘石で、別名「白い貴婦人」とも呼ばれているとか。

地下65mまで掘り下げられた採掘穴に水が貯まってできた巨大な”地図に無い湖”も人気スポットになっています。一帯は映画『はたらく細胞』のロケにも使われました。

名称 石切山脈(前山採石場)
住所 茨城県笠間市稲田4260−1
開館時間等 9:00~16:00/300円~
アクセス 北関東自動車道 笠間西ICより10分
⇒公式サイト

高さ8m!圧倒的迫力の「鷹取山の磨崖仏」(神奈川)

明治から昭和の初期にかけて石材を採掘した鷹取山(標高139m)は垂直に切り立った岩壁が特徴。草木をかき分けて進んだ先に突如その姿を現す「弥勒菩薩尊像」は高さ8m、幅4.5mの巨大な摩崖仏(まがいぶつ)。彫刻家の藤島茂氏が昭和35年から約1年かけて制作した力作です。

名称 鷹取山の磨崖仏(鷹取山公園内)
住所 横須賀市湘南鷹取3-3-520
開館時間等 8:30~17:00が目安/無料
アクセス 京急追浜駅からバス(約10分)「たかとり小学校」バス停下車、徒歩約10分
⇒関連サイト

知られざる穴場スポット「室岩洞」(静岡)

江戸時代から昭和の中期までの長きにわたって採石利用されていた室岩洞。ここで採掘された伊豆石は江戸城の石垣にも使われていたとか。

観光整備されており、内部を見学できる180mほどの遊歩道には8時30分から17時まで照明が点灯します。

名称 室岩洞
住所 静岡県賀茂郡松崎町道部371
開館時間等 8:30~17:00が目安/無料
アクセス 伊豆中央道月ヶ瀬ICより国道136号を進む(約60分)
4~5台分の無料駐車場有り
⇒関連サイト

古奈の石切り場跡(静岡)

伊豆長岡温泉の発祥の地、古奈地区にある「古奈の石切り場跡」。江戸城築城時にはここで産出された伊豆石を城石として献上したと伝えられています。

旅館「頼朝の湯 本陣」の敷地内にあり、内部の見学は2025年5月時点では不可。「頼朝の湯 本陣」の公式サイトによると”大々的に開発中”とのことです。

なお、隣接した湯谷神社からは石切り場跡の入り口を見下ろすことができます。

名称 古奈の石切り場跡
住所 静岡県伊豆の国市古奈5
開館時間等
アクセス 伊豆長岡駅から徒歩17分、またはタクシーで5分
⇒関連サイト

福井のラピュタ「宮谷石切場」(福井)

”福井県のラピュタ”の異名を持つ人気スポットが、あわら市にある「宮谷石切場」です。

こちらは狭くて暗い坑道を抜けていかなければならないため、ガイド付きで行くのがおすすめ。現地のガイドツアーは冬季を除き細呂木地区創成会が運営しています。

名称 宮谷石切場
住所 福井県あわら市
開館時間等 ガイドは原則として事前予約制
⇒非営利法人 細呂木地区創成会
アクセス 北陸自動車道 金津ICから5分
⇒公式サイト

小松の名所「滝ケ原石切り場跡」(石川)

小松市の知る人ぞ知る穴場スポットが「滝ケ原石切り場跡」です。2021年には芸術イベントも催されています。

滝ケ原地区には複数の石切り場や石橋があり、見学ツアーが開催されることもあります。過去にはライトアップも。

名称 滝ケ原石切り場跡
住所 石川県小松市滝ケ原町136
開館時間等
アクセス 北陸自動車道 小松ICより30分
⇒関連サイト

「竜山石採石遺跡」(兵庫)

高砂市にある「竜山石採石遺跡」(たつやまいし さいせきいせき)は古墳時代から現代に至るまでの約1700年間続く採石場。2014年に「石の宝殿及び竜山石採石遺跡(いしのほうでん および たつやまいしさいせきいせき)」として国の史跡に指定されています。

竜山石は現在でも建築物や石仏、あるいは文化財の修復等に幅広く利用されている石材です。姫路城の石垣にも竜山石が使われています。

採石場近くの生石(おうしこ)神社に神体として祭られている「石の宝殿」は竜山石を加工したと思われる幅6.4m、高さ5.7m、奥行き7.2mの立方体の巨岩。推定重量は500トン。幕末に日本を訪れたシーボルトも著書『NIPPON』の中に3枚のスケッチを残しています。

名称 竜山石採石遺跡
住所 兵庫県高砂市竜山18
開館時間等
アクセス  JR神戸線(山陽本線)宝殿駅下車、徒歩25分。(バスあり)
⇒関連サイト

圧巻の地下空間「福光石石切り場」(島根)

世界遺産石見銀山の五百羅漢にも使われている”福光石”を産出している「福光石石切り場」。地下空間に広がる別世界が体験できる人気スポットです。

現役の採石場なので、ガイド付きでの探検となります。ツアー申し込みは石見ものづくり工房まで。

名称 福光石石切り場
住所 島根県大田市温泉津町福光ハ107-1
開館時間等 9:00~17:00
アクセス JR山陰本線・温泉津駅から車で約5分
⇒公式サイト

60mの展望台から見下ろせる「北木島採石場」(岡山)

瀬戸内海の島にある「北木島採石場」は現役の採石場です。北木石と呼ばれる花崗岩は三大銘石のひとつで、大阪城、靖国神社、東京駅などにも使われています。

採掘作業が行われている鶴田石材株式会社の丁場に設けられた「石切りの渓谷展望台」は高さ約60mの場所に設置されており、切り立った採掘跡を見下ろすことができる人気スポットとなっています。

名称 北木島採石場
住所 岡山県笠岡市北木島
開館時間等 平日:12時~13時、土・日・祝:11時~13時
※その他の時間は要予約。無断立ち入りは禁止。
入場料:大人1000円(中学生以上)、小学生500円
問い合せ先:鶴田石材株式会社 0120-68-2120
アクセス ・笠岡港住吉乗り場から定期旅客船で北木島港まで36分(高速船)、55分(普通船)。
・笠岡港伏越港乗り場からフェリーで北木島 豊浦港・金風呂港まで約60分。
⇒公式サイト

南九州の古代神殿「高田石切場」(鹿児島)

江戸時代後期に開かれた「高田石切場」。巨大な岩の壁がそびえる古代神殿のような景観は迫力満点。隠れた名所として人気があります。

近くには江戸中期に彫られた高田摩崖仏もあります。断崖に彫られた4体の石仏は見ごたえ十分。

名称 高田石切場
住所 鹿児島県南九州市川辺町高田
開館時間等
アクセス 九州縦貫自動車道⇒指宿スカイライン、吹上谷口方面の出口から35分
⇒公式サイト

まとめ

以上、全国のおすすめ石切場を紹介しました。

石切場は人里離れた場所にあるものがほとんどで、悠久の歴史を感じさせてくれる人気スポット。非日常の世界を堪能できます。近くに旅行した際は足を伸ばしてみては?

※見学の際は、事前に最新の情報を確認することをお勧めします。

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[この記事を書いた人] GAJACO(がじゃ子)
何かを集めるための旅行、コンプするための旅行が好きなスマホ写真部。旅行に位置ゲーは欠かせません。ポケGOはもちろんのこと、ムーミンムーブ、ピクミンブルーム、信長の野望、モンハンNOWなど浅く広く楽しんでいます。Xアカウント:@Gajacoでも情報共有。

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