最近はスマホで写真を撮るのが当たり前になりました。私も以前はデジイチで撮っていましたが、スマホで撮ったほうが手軽でしかもきれいに撮れるので、すっかりスマホ派になってしまいました。
スマホで撮るようになってしばらくはナイトモード(夜景モード)の必要性を感じなかったのですが、夜景を撮るようになってその性能のすごさを改めて感じるようになりました。まだ使ったことがない人は、ぜひナイトモード(夜景モード)にチャレンジしてみて下さい。
目次
ナイトモード搭載のスマホは?
ナイトモード対応のカメラが搭載されているスマホには次のようなものがあります。
・iPhone11以降
・Galaxy S10以降
・Xperia 10
・Aquos zero5G basic など
ナイトモードの使い方や切り替え方法は機種によって異なりますが、モード変更でON/OFFする仕様になっている場合が多いようです。
ナイトモードと通常モードの差は?
Galaxy S10を例にして、ナイトモードと通常モードの写真を比較してみましょう。左が通常モード、右がナイトモードです。
上の写真はお台場の遠景。広角で撮ると曇りの日でも雲が流れてドラマチックになりますが、ナイトモードなら夜空でも同じことが・・・。
道頓堀はネオンで明るいように思えますが、実際に撮ってみると普通モードでは暗くなってしまいがちです。ナイトモードなら川面に映るネオンも鮮明に・・・。
お台場のガンダム。ナイトモードなら夜空もビルも鮮明に写り、ガンダムもより明るく映えます。
京都の空中径路。夜景で有名な場所ですが、うす暗い通路はナイトモードを使わなけいと、その構造がよくわかりません。
ナイトモードを使うことで、肉眼には映らないような色が強調されるようです。遠くの建物の灯りも色味が増して複雑になります。
ナイトモードなら夕景・夜景もカメラ任せ
美しい夕景や夜景の写真は、高価なデジタル一眼レフのカメラじゃなければ撮れませんでした。スマホのナイトモードが進化したおかげで、今では誰でもシャッターを切るだけで美しい映像が写真に残せるようになりました。これは本当に素晴らしいことですね。
メズム東京のラウンジからの夕景・夜景
下の写真は東京・竹芝の「メズム東京 オートグラフ コレクション」のラウンジからの夕景・夜景です。
夕方から夜景モードを利用して撮影。夜景に至っては細かい調整なしでもシャッターを押すだけで簡単に美しい写真が撮れます。
ナイトモードは手ブレさえ注意すれば、暗い場所でもスナップ写真感覚で簡単に撮影できます。
雨の夜のキモノフォレスト
下の写真は雨の日の夜に撮った京都・嵐山のキモノフォレスト。スマホで撮ってもいい写真にはならない、と思っている人も多いと思いますが、夜景モードなら誰でも簡単にいい感じの写真が撮れます。
キモノフォレストは雨の夜を狙って出かけるカメラ好きも多いようで、この日もたくさんの人が集まっていました。
雨が止んでくれるともっと良かったのですが、止まなかったので鏡面というわけにはいきませんでした。
なばなの里
大規模なイルミネーションで知られる「なばなの里」。LEDで彩られた幻想的な世界での撮影も、ナイトモードだけでOKです。
光のトンネル内でもスマホを構えてパチリと撮るだけ。
イルミネーションの撮影だけでなく、屋内のベゴニアガーデンでも夜景モードが役立ちます。
決して明るさが十分とは言えない夜間の花畑でも、びっくりするほど鮮明な花の写真が撮れます。
カメラ任せで夕景・夜景が撮れるということは、旅行を一層楽しく充実したものにしてくれます。これまでカメラの設定やレンズ交換等で費やされていた手間と時間がなくなり、景色を肉眼で楽しむゆとりもできるような気がします。
東京の夜景
夜の東京はとても良い被写体です。ナイトモードで撮れば手間要らずで美しい世界を写真に残せます。
デジタル一眼レフで撮った写真のほうがより美しいのはわかっていますが、一切の調整なしでシャッターを押すだけのスマホの機動性は何物にも代えがたい魅力です。
ナイトモードの口コミは?
iPhoneにしてもAndroidにしても、ほとんどのユーザーはナイトモードの性能に満足しているようです。
pro買っといて何だけどiPhoneのカメラなんて一切気にしちゃいなかったが…
ナイトモード凄いわ pic.twitter.com/5BSm29EZw0— ITK (@itukityan) November 2, 2020
ナイトモード強すぎん? pic.twitter.com/UxTqOQGqnu
— ぐっさん@5296×SHISHAMO (@NMB_5296) November 2, 2020
え?ちょっとまって?
iPhone12proのナイトモードやばくない?
手持ちで夜空撮ったら肉眼より星見えるんだけど 笑 pic.twitter.com/1qrXZCJl9z— あくぴ (@act_t_cat) November 2, 2020
せっかくみなとみらい行ってきたし、ナイトモード比較😁
明るさのバランスとか色合いはGoogleの画像処理技術が優秀すぎてw pic.twitter.com/754CRESENv
— saba ® (@TIG_sabatora) November 1, 2020
GalaxyS20のナイトモードすごい pic.twitter.com/sKcSkQl1Pf
— さ〜もん (@samosamosalmon_) November 1, 2020
暗くなってから道端に鉄火巻を見つけたときにもくっきり撮影出来る便利なナイトモード pic.twitter.com/1KG1tebotZ
— だて (@date_usg) November 2, 2020
iPhone12 PROのナイトモードが凄すぎて、庭園のライトアップが自分の目で見えている以上に明るく映りすぎてどこぞのテーマパークみたいな感じになってしまった。#秋保ナイトミュージアム pic.twitter.com/Xp1Xxdn1WJ
— せるふぃ (@selfyna) November 1, 2020
ナイトモードで撮影すると、暗い被写体でも明るく撮影できるので便利な反面、肉眼で見る映像とかけ離れた鮮明かつ色彩豊かな写真になるので、そこは好みが分かれるところだと思います。
でもせっかくのシャッターチャンスに真っ黒な写真しか撮れないよりも、昼間かと思うほど鮮明な写真が撮れた方がいいのではないでしょうか。
まとめ
スマホのナイトモードはすごい!もしまだ使っていないのであれば、どんどんチャレンジして使いこなした方がいいと思います。
ちょっと前まではISOをいじって高感度にして撮影することなんて、デジタル一眼でしか出来ないことでした。でも最新のスマホではデジイチよりも簡単に暗い被写体を明るく写せるんですね。
これからスマホを買い換えようとしているなら、ぜひナイトモード機能を搭載した機種にすることをおすすめします。