名古屋市にたくさんの招き猫が並ぶ人気の神社があります。合格祈願の神社として有名ですが、ここに行くと金運祈願もできてしまう、おすすめのパワースポットです。
名古屋三大天神の一つ、「山田天満宮」について紹介します。
目次
名古屋城の鬼門を守る神社
菅原道真公を祀る山田天満宮は、文教の太祖と呼ばれた尾張徳川家二代目藩主・徳川光友公が、1672年に藩の学問向上を祈願して建てた神社です。
名古屋城の鬼門となる方角に位置するため、守護神社としての役割もあったと伝えられています。
なお、「山田天満宮」「上野天満宮」「桜天神社」は名古屋三大天神と呼ばれています。
天神様のお使い「撫で牛」
全国の天満神社になくてはならないのが「牛」。菅原道真公が丑年の丑の日に生まれたことや、道真公の御遺体を運ぶ牛が臥せって動かなくなった場所に太宰府天満宮を建てたという逸話などから、縁の深い存在となっています。
天神様のお使いである牛の像は「撫で牛」として親しまれており、「像の頭をなでると賢くなれる」「身体の悪いところと同じところをなでると痛みが消える」などと言われています。
願いが叶う方向祈願牛
境内には方向祈願牛(ほうこうきがんうし)という小さな石像があります。牛のお顔を祈願する方角に向けて、鈴に願いをこめて道真公にかけ、道真公に祈願することで、合格・成績向上・就職成就の願いが叶うとされています。
方向祈願牛(ほうこうきがんうし)
牛の上に天神様がお乗りになられている像です。下の台座が回るようになっているので、牛のお顔を祈願する方角に向け、天神様の首に願懸け鈴を掛け、天神様のお顔の正面に立ってお参りします。
祈願する方角の例↓
第一志望校の方に向けて合格祈願#山田天満宮 pic.twitter.com/XOCtwiJkMy— 山田天満宮【公式】 (@yamadatenmangu) May 25, 2022
境内社の金神社は金運のパワースポット
境内にある金神社(こがねじんじゃ)は1746年に創建された神社で、1983年に山田天満宮に合祀されました。金運招福・商売繁盛の御利益があるといわれており、宝くじ当選のパワースポットとして人気です。
金神社では銭洗いもできるほか、金運アップの小槌も置かれています。
幸運を呼び寄せる”招き猫”がいっぱい
境内には幸運・金運を招く”招き猫”がいっぱい並べられています。これは「招き猫みくじ」で、中に入っているおみくじを見た後は招き猫を神社に奉納してもいいし、家に帰って飾ってもいいというもの。
白と黄色の招き猫以外にも、小槌を担いだねずみみくじや牛みくじなども並んでいて、その数に圧倒されます。
山田天満宮へのアクセス
山田天満宮の最寄り駅はJR中央線・地下鉄名城線・名鉄瀬戸線・ゆとりーとラインの「大曽根」駅。駅から歩いて7分ほどで行けます。
名称 | 山田天満宮 |
住所 | 愛知県名古屋市北区山田町3-25 |
拝観時間等 | 9:00~17:00 |
アクセス | JR中央線・地下鉄名城線・名鉄瀬戸線・ゆとりーとライン「大曽根」駅より徒歩7分 |
⇒公式サイト | |
山田天満宮周辺のおすすめスポット
山田天満宮をお参りしたあとに立ち寄りたいおすすめスポットを紹介します。
名古屋晴明神社
山田天満宮から車で10分ほどの距離にある「名古屋晴明神社」は、かつてこの地に移住していたことのある安倍晴明を偲んだ住民が1887年に建てた塚と祠がもととなっている神社です。
移設しようとした旧日本軍兵士が高熱を出した話や、住宅建設の際に撤去しようとしたら二度の事故が起きた話など、多くの逸話を持つパワースポットと伝えられています。
名古屋晴明神社ご参拝。霊力が高まった🤩 pic.twitter.com/MNvxSu0SLe
— 大魔王わんきち@ผมไม่อยากดื่มเหล้า (@m_wankichi) October 11, 2020
徳川美術館
尾張徳川家に伝えられた重宝を収蔵している「徳川美術館」は、徳川家が運営する国内唯一の私設美術館です。徳川家康の遺品をはじめ徳川宗家(将軍家)や紀伊徳川家、その他大名家の財宝も収集しており、その総数は1万点の及びます。
#徳川美術館 #蓬左文庫 と庭園 #徳川園 は大きく一つの施設として纏まっています。名古屋駅からだとバスで約30分程。今回は「メグール」と言う観光ルートバスに敢えて乗って車窓から観光巡りも兼ねましたが、もっと早いバスもあるようです
美術館と文庫の展示室は中で繋がっています。公園とセット券有 pic.twitter.com/ioDZeul1cy— ぐるフラ (@gurufurafura) June 2, 2022
まとめ
以上、名古屋三大天神の一つに数えられる「山田天満宮」の紹介でした。金運を招く金神社とあわせて、名古屋の有名パワースポットの一つとなっています。
近くに行った際はぜひとも参拝することをお勧めします。