東京都立川市には数多くのパブリックアートが設置されています。特に”アートを通じた街づくり”を謳うファーレ立川周辺では、36ヵ国92人のアーティストの作品109点が並びます。どれも”映える”アートなのでm旅行に行った際にはお見逃しなく。
立川市のパブリックアートめぐりの紹介です。
目次
- 1 《会話》ニキ・ド・サンファル
- 2 《オープン・カフェテラス》ジャン=ピエール・レイノー
- 3 《見知らぬ人》サンデー・ジャック・アクバン
- 4 《セルタイプス ほか2点》トニー・クラッグ
- 5 《Thio-2》《Ena-1》スティーヴン・アントナコス
- 6 《無題》ジャウマ・プレンサ
- 7 《ウサギとカメ》藤原吉志子
- 8 《無題》小林泰彦
- 9 《無題》ヴィト・アコンチ
- 10 《無題》金沢健一
- 11 《無題》黒鳥晴男
- 12 《地中から世界へ》リカ・ムータル
- 13 《浮遊する水》松田重仁
- 14 《無題》植村公雄
- 15 《黄色の種類》岡本敦生
- 16 《無題》タデウス・ミスロウスキー
- 17 《道祖神(立川の動物たち‐犬)》ゲオルギー・チャプカノフ
- 18 《道祖神(立川の動物たち‐羊)》ゲオルギー・チャプカノフ
- 19 《道祖神(立川の動物たち‐馬)》ゲオルギー・チャプカノフ
- 20 《無題》彦坂尚嘉
- 21 《倒れた人》ウスマン・ソウ
- 22 《無題》山本正道
- 23 《無題》ヘンリー・ムンヤラジ
- 24 《無題》竹田康宏
- 25 《無題》陰里寿朗
- 26 《都市の神》ロベルト・G・ヴィラヌエヴァ
- 27 《ダブルベンチ》アレシュ・ヴェゼリ―
- 28 《山》アニッシュ・カプーア
- 29 《偶像》ジョゼ・デ・ギマランイス
- 30 《星座又は星の宿》片瀬和夫
- 31 《タチカワの女たち》エステル・アルバルダネ
- 32 《無題》ナディム・カラム
- 33 《リップスティック》クレス・オルデンバーグ
- 34 《対話のボラード》関根伸夫
- 35 《顔-車》スタシス・エイドリゲヴィチウス
- 36 《ジャガイモを収穫する人》パブロ・レイノソ
- 37 《ケンタウルス・モーターサイクル》篠原有司男
- 38 《訪問者》新宮 晋
- 39 《無題》伊藤誠
- 40 《人間肘掛け椅子》パトリック・ヴィレール
- 41 《風の吹く場所》田中信太郎
- 42 《最後の買い物》タン・ダ・ウ
- 43 《風に向って》赤川政由
- 44 まとめ
《会話》ニキ・ド・サンファル
フランスの女流芸術家、ニキ・ド・サンファルが制作したカラフルなベンチ型作品《会話》。パレスホテル立川と高島屋の間に設置されています。
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作品名 | 会話 |
作者 | ニキ・ド・サンファル |
設置場所 | 立川市曙町2丁目 |
アクセス | 多摩モノレール 立川北駅から徒歩4分 |
《オープン・カフェテラス》ジャン=ピエール・レイノー
フランスのジャン=ピエール・レイノーによる《オープン・カフェテラス》は赤くて巨大な植木鉢。
聖火台と勘違いする人も居そうなジャン・ピエール・レイノー氏ぬ赤い植木鉢。すんげぇデカいぬ pic.twitter.com/GRk3CEoVWm
— wizardog (@wizardog) April 26, 2013
作品名 | オープン・カフェテラス |
作者 | ジャン=ピエール・レイノー |
設置場所 | 立川市曙町2丁目39 |
アクセス | 多摩モノレール 立川北駅から徒歩3分 |
《見知らぬ人》サンデー・ジャック・アクバン
ナイジェリア出身の芸術家、サンデー・ジャック・アクバンによる《見知らぬ人》。ナイジェリアの14人の酋長をモチーフにした写実的な作品です。
東京立川「ファーレ立川」のオブジェクト
ナイジェリアのアーティスト、サンデー・ジャック・アクバン作:オブジェ<見知らぬ人>正装したナイジェリアの14人の酋長 pic.twitter.com/Mr9HDqrdjp— 武居 温 (@19340708) October 28, 2019
作品名 | 見知らぬ人 |
作者 | サンデー・ジャック・アクバン |
設置場所 | 立川市曙町2丁目39 |
アクセス | 多摩モノレール 立川北駅から徒歩3分 |
《セルタイプス ほか2点》トニー・クラッグ
美術を学ぶ前に科学を学んでいたトニー・クラッグは、技術と人間の関係性を追求した作品を多く制作。
まずは立川駅北口から出て髙島屋とシネマシティの間の歩道橋。早速印象的なレリーフが迎えてくれます。
セルタイプス、オーガネル、オーガニズム トニー・クラッグ(イギリス) pic.twitter.com/AWo4fSuner
— 立川市プレミアム婚姻届 (@tachikawacitypm) June 28, 2016
《Thio-2》《Ena-1》スティーヴン・アントナコス
スティーヴン・アントナコス、柳健司 pic.twitter.com/UbVgsj5m8T
— OKI (@oki1990c) April 29, 2017
《無題》ジャウマ・プレンサ
鉄やブロンズの素材感を生かした作品で知られるジャウマ・プレンサ。虎ノ門ヒルズの大型彫刻《ルーツ》が有名。
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《ウサギとカメ》藤原吉志子
鋳造芸術家の藤原吉志子。ストーリー性のある作品を得意としており、その愛らしい作風のとりこになるファンも。
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《無題》小林泰彦
幾何学的なステンレス彫刻作品を得意とする小林泰彦。
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《無題》ヴィト・アコンチ
ニューヨーク出身のアーティスト、ヴィト・アコンチ。環境作品を多く製作しています。
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《無題》金沢健一
幾何学的彫刻で知られる金沢健一。
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《無題》黒鳥晴男
グラスファイバーを素材にして作品を制作する黒鳥晴男。
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《地中から世界へ》リカ・ムータル
オランダ出身のリカ・ムータル。女優から演劇用の人形製作を経て芸術の道へ転身した異色のアーティスト。
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《浮遊する水》松田重仁
松田重仁は山形生まれの彫刻家。植物や水をモチーフにした作品で知られ、野外アートも多数手がけています。
次回、個展を予定している松田重仁の作品はファーレ立川でも見れます。パレスホテル前の歩道。ブロンズです pic.twitter.com/XAiHj0hVw5
— WATERMARKarts&crafts (@WATERMARK_arts) May 15, 2016
《無題》植村公雄
植村公雄は幾何学的な形状の作品にエナメル加工を施した作品で知られています。
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《黄色の種類》岡本敦生
数々のパブリックアートを手掛けている岡本敦生。石を研磨して組み合わせた作品で知られています。
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《無題》タデウス・ミスロウスキー
ポーランド出身のアーティスト、タデウス・ミスロウスキー。芸術を幾何学的構成によって表現する。
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《道祖神(立川の動物たち‐犬)》ゲオルギー・チャプカノフ
ゲオルギー・チャプカノフはブルガリアにおける社会主義リアリズムを代表するアーティスト。
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《道祖神(立川の動物たち‐羊)》ゲオルギー・チャプカノフ
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《道祖神(立川の動物たち‐馬)》ゲオルギー・チャプカノフ
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《無題》彦坂尚嘉
赤い作品“母と子を殺した父親のようなもの”
青い作品“父親に殺された子を受精させた父親のようなもの”
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《倒れた人》ウスマン・ソウ
セネガルのアーティスト、ウスマン・ソウ。理学療法分野での経験が長く、解剖学に精通。彫刻は50代になってから本格的に活動を始めた。
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《無題》山本正道
風景彫刻家とも呼ばれる山本正道。ストーリー感のある作品を多く制作しており、パブリックアートも多数手がけています。
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《無題》ヘンリー・ムンヤラジ
ヘンリー・ムンヤラジはジンバブエ出身のアーティスト。”魂は石に宿って具現化する”というショナ族の精神に則った芸術活動を推進。
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《無題》竹田康宏
造形芸術家の竹田康宏。種子や花弁をイメージした彫刻作品を主としている。
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《無題》陰里寿朗
陰里寿朗は横浜生まれの造形芸術家。有機体のような造形に鏡を取り込んだ作品を製作。
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《都市の神》ロベルト・G・ヴィラヌエヴァ
フィリピンの芸術家、ロベルト・G・ヴィラヌエヴァ。人や自然の持つ潜在的な力を重視し、大衆とともに行う芸術活動や社会的な貢献活動が注目されていました。《都市の神》は年に一度、10月13日にのみ御開帳されます。
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《ダブルベンチ》アレシュ・ヴェゼリ―
アレシュ・ヴェゼリ―はチェコの美術家。石と鉄などを組み合わせて均衡を保つ作品を得意としています。
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《山》アニッシュ・カプーア
インド・ボンベイ出身でイギリスに活動拠点を置くアーティスト、アニッシュ・カプーア。大英帝国勲章CBEを持つ。ロンドンオリンピックを記念した巨大タワー「アルセロール・ミッタル・オービット」の制作にも携わっています。
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《偶像》ジョゼ・デ・ギマランイス
ジョゼ・デ・ギマランイスはポルトガル出身のアーティスト。ポルトガル文化とアフリカ文化の融合を試みた作品が多い。
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《星座又は星の宿》片瀬和夫
ドイツに拠点を置く芸術家、片瀬和夫。禅や東洋思想をテーマに制作することが多く、ベネッセアートサイト直島の《茶のめ》の作者としても知られています。
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《タチカワの女たち》エステル・アルバルダネ
スペインの女性アーティスト、エステル・アルバルダネ。女性と社会の関係をシュールに描いた作品を多く制作しています。
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《無題》ナディム・カラム
ナディム・カラムはレバノン出身のアーティスト。日本で建築を学びながら創作活動をした経歴を持ち、東洋的な感性を取り入れた作品も多くみられます。
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《リップスティック》クレス・オルデンバーグ
50年代アメリカのポップ・アートを牽引したアーティストの一人、クレス・オルデンバーグ。東京ビックサイト前の巨大なのこぎり《Saw,Sawing》が有名。
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《対話のボラード》関根伸夫
関根伸夫は東京都庁舎シティーホール前の《水の神殿》で知られる公共彫刻、環境彫刻の第一人者。
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《顔-車》スタシス・エイドリゲヴィチウス
スタシス・エイドリゲヴィチウスはリトアニア出身の芸術家。リトアニアの民族性を取り入れた作品を多く制作。
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《ジャガイモを収穫する人》パブロ・レイノソ
アルゼンチン生まれのパブロ・レイノソ。鉄やブロンズを素材にノルタルジック色の濃い作品を多く制作。
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《ケンタウルス・モーターサイクル》篠原有司男
「ボクシングペインティング」や「イミテーションアート」等のダイナミックな芸術活動で知られる篠原有司男。
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《訪問者》新宮 晋
風や水によって動く金属彫刻作品を多く制作している新宮 晋。全国にパブリックアートが設置されています。
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《無題》伊藤誠
伊藤誠はシンプルかつユーモラスな立体造形を得意とする芸術家。
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《人間肘掛け椅子》パトリック・ヴィレール
パトリック・ヴィレールはハイチ出身のマルチアーティスト。ハイチの芸術分野の指導者的地位に立つ。人間を支配する権力者の象徴としての椅子をモチーフにした作品を制作。
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《風の吹く場所》田中信太郎
田中信太郎は日本の前衛美術の先駆け的存在の一人。独創的な作品を多く残しています。
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《最後の買い物》タン・ダ・ウ
シンガポールを代表する作家タン・ダ・ウ。絵画や彫刻、パフォーマンスなど多方面に活動しています。
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《風に向って》赤川政由
立川市在住の銅板造形作家、赤川政由による《風に向って》。少年が掲げている飛行機は立川飛行場で1931年に整備され、世界で初めて青森からアメリカ本土までの太平洋無着陸横断飛行を成功させた「ミス・ビードル号」。赤川政由の作品は全国に300点以上が設置されています。
まとめ
以上、立川のパブリックアートの紹介でした。立川は野外アート・パブリックアートが点在しており、アート好きな人にはたまらない魅惑のスポットになっています。
旅行に行った際にはぜひ足を運んで、お気に入りの作品を見つけてみませんか?