日本海側の海岸をいろいろ回ってみた私が、何度もリピートしている海岸。それは村上市にある「笹川流れ」という海水浴場です。
海水浴場といっても海の家もないし、近くに何もないし・・・。駐車場とトイレと東屋ぐらいはありますが、売店があるわけでなし。万人におすすめできるスポットではありません。
でも海は最高中の最高です。透明度抜群で、景観も名勝レベル。海の中の地形もシュノーケリングするのが楽しくなる変化に富んだ地形になっています。
そして魚影も豊富です。水中撮影しても結構楽しいですよ。
というわけで本記事では、新潟イチオシの「笹川流れ」について紹介したいと思います。
笹川流れの海の透明度
笹川流れの海の良いところは、水が透明で、海草が程よく育っていて、魚が身を潜められる岩場が多いこと。
海の中を漂いながらウォッチングするシュノーケリングにとても向いています。
また、砂地が少ないため砂でにごることがあまりありません。
さらに複雑に入り込んだ岩場のプールからエントリーできるのでラクです。
写真や動画ではなかなかイメージが伝えにくいのですが、実際に中に入れば長い時間楽しめる海です。
シロウトでも下の写真が撮れるくらいきれいです。
それにしても海の中で撮るのはほんとに難しい・・・。
下は動画です。参考までに。
写真映えする景観、眼鏡岩が有名
海岸は惚れ惚れするような気持ちのいい景観です。大きな穴が開いた岩が眼鏡岩で、中は普通に泳いでくぐれます。
泳ぎの得意な人なら岸から少し離れた大島まで行けます。一帯は「眼鏡岩海岸」という名でも呼ばれているようです。
駐車場とトイレと水場はある
海岸線を走る国道345号のすぐ脇にある笹川流れ。駐車場的なスペースはあります。いっぱいになったら路上駐車するしかありませんが、ひどく混雑することはありません。
あまり整備されていませんが、トイレと水場はあります。
Googleのストリートビューで見ると海岸付近の様子がよくわかります。
海岸は砂浜ではなく、石がゴロゴロ
一般的な海水浴場と比べると、明らかにガタガタした海岸です。砂浜ではないので石がゴロゴロしています。寝転がって日光浴、という感じではありません。
広い海岸ではありませんが、テントぐらいは張れます。みんな結構自由にやっているようです。
少し(かなり)離れたところに売店・遊覧船も
笹川流れの近くには何もありませんが、車で2分(1.5キロ)ほど南下したところに「笹川流れ観光汽船」の発着場があります。
食事処やお土産ショップもあって、観光客で賑わっています。干物も干してあったりして活気のあるエリアです。
観光汽船は笹川流れ周辺にある奇岩や島を巡る遊覧船。海側から見るとまた違った楽しさがあるのでしょうけれど、残念ながら私は乗ったことがありません。
でも海産物はおいしくいただきました。
また、笹川流れから車で3分(2キロ強)ほど南下した場所には「道の駅 笹川流れ」があります。
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アクセス
新潟市の方から車で向かう場合、日本海東北自動車道の村上瀬波温泉インターで降りて県道286号から国道345号を30分弱走ると着きます。
村上市街で笹川流れの看板が出ていますから、比較的わかりやすいと思います。
おわりに
私が個人的にイチオシしている新潟・村上の笹川流れを紹介しました。いかがでしたか。
白い砂浜が続く一般的な海水浴場を求める人には不向きだと思いますが、シュノーケリングを楽しみたいという人には絶対におすすめです。
そう言えば少し前に、笹川流れの海岸でカメラマンの方が撮影した奇跡の一枚が話題になりました。一見どこなのかわからないような写真でしたが、笹川流れを知っている人はわかったと思います。
荒波で有名な笹川流れでこのリフレクション#二度と撮れない写真を貼れ pic.twitter.com/25FWy9c3gl
— ueda (@fuehrsn) 2018年5月10日