埼玉県鴻巣市にある鴻神社(こうじんじゃ)はこうのとり伝説の残る神社。安産・子育てのパワースポットとして知られています。
子授け・安産・縁結びのご利益がある鴻神社について紹介します。
霊験あらたかなこうのとりのお宮
雌雄が固い絆を持つ一夫一妻制のコウノトリは造巣・抱卵・育雛などを雌雄共同で行うことが知られており、古くからこうのとりを敬う鴻神社は子育てや縁結びの霊験あらたかな神社として親しまれています。
神殿にはこうのとりの像と、重量約100キロの巨大なたまご”御神卵”が鎮座しています。
”お願いたまご”や”たまごお守り”も
境内にはこうのとりや卵をモチーフにした像などが多く奉納されており、卵に願い事を書いて納める”お願いたまご”という独特の祈祷方法も行われています。
お願いたまごは社務所で拝受できます。
本殿前には狛犬ならぬ”狛こうのとり”も奉納されています。
左手のこうのとり像は卵を抱いています。
こちらは御神卵の像。
かわいいコウノトリのおみくじも
鴻神社の授与品にはユニークなものがたくさんあります。
中でもコウノトリのおみくじはここでしか手に入らないレアなおみくじとして人気があります。
もちろん御朱印も”こうのとり”
鴻神社の御朱印はカラフルなことで知られています。こうのとりの図柄や三狐の図柄が人気です。
こうのとり伝説とは?
現在の鴻神社はかつての氷川社・雷電社・熊野社をはじめ、多くの神々をまつる鴻巣地域の総鎮守として崇められています。この地にはかつて神の木と呼ばれる大木があり、信仰の対象となっていましたが、その神は供物を要求し災いを起こす荒神でもありました。
ある日一羽のこうのとりが大木に巣をつくり、卵を産みました。するとそれを狙ってか巨大な蛇が現れました。こうのとりは矢のような素早さで大蛇を攻撃し、死闘の末に撃退しました。
大蛇が死ぬと地域に起こっていた災いは消え、平和になりました。人々は災いの神を撃退したこうのとりを称えて木の下にお宮を建て、”鴻の宮”と名づけて土地の守り神として称えました。
まとめ
以上、鴻神社についての紹介でした。埼玉県を訪れた際はぜひお参りすることをおすすめします。
名称 | 鴻神社(こうじんじゃ) |
住所 | 埼玉県鴻巣市本宮町1-9 |
アクセス | JR高崎線 鴻巣駅東口より徒歩8分 |
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