愛知は乗り物づくりの県。古くより自動車産業、航空産業が盛んで、近年では宇宙産業の分野でも国内有数の集積基地として知られています。そのため乗り物を扱う博物館も多く、しかも大規模で見ごたえのある施設ばかりです。
名古屋周辺にある航空機・船舶・自動車などの乗り物系を扱っている博物館をピックアップしました。乗り物好きな方やお子さま連れの方におすすめです。
リニア・鉄道館
JR東海が運営する、中部最大の鉄道博物館。超電導リニアの実験車両MLX01、0系・100系などの新幹線、在来線客車、蒸気機関車など計39台が展示されており、迫力満点です。新幹線のシミュレータや日本最大級のHOゲージのジオラマなどもあります。
リニア・鉄道館限定の駅弁を屋外展示の117系車内で食べる、なんてことも・・・。
あおなみ線金城ふ頭駅下車、徒歩約2分
南極観測船ふじ
名古屋港ガーデン埠頭に係留されている南極観測船ふじは、昭和の時代に18年もの間南極観測の砕氷船として活躍していた実機です。船内は「南極の博物館」として公開されており、人形を用いたリアルな再現が話題になっています。
平成29年にリニューアルされ、4面大型スクリーンを使った極感ドラマチックシアターが設置されました。
地下鉄東山線「栄」駅乗りかえ、名城線金山方面(左回り)「名古屋港」行き、終点「名古屋港」駅下車 徒歩5分
レトロでんしゃ館
名古屋市内を走っていた市電3種と、開業当時の地下鉄2両が展示されている博物館です。車内に入って座席に座れば、昭和の街の喧騒が聞こえてくるような気がします。
名古屋市電1400形 レトロでんしゃ館 posted by (C)tetuwo181
Nゲージ鉄道模型ジオラマや地下鉄運転ゲームなどもあるので、大人から子どもまで一緒に楽しめます。
地下鉄鶴舞線「赤池」駅下車、徒歩7分
トヨタ博物館
トヨタ自動車が運営する自動車博物館。世界の自動車140台以上が展示されており、国内有数の規模を誇ります。
トヨタ製の往年の名車が勢ぞろい。国産唯一のボンドカーであるトヨタ2000GTも拝めます。
地下鉄東山線「藤が丘」駅乗り換え、東部丘陵線《リニモ》「芸大通り」駅下車 徒歩5分
あいち航空ミュージアム
航空機産業が盛んな愛知県の、航空業界アピールの中核拠点が「あいち航空ミュージアム」。県営名古屋空港の旧国際線ターミナル跡地にあります。
ゼロ戦(零式艦上戦闘機)も展示されています。実物大模型で、映画『永遠の0』の撮影に使用されたものです。
航空機以外にヘリコプターなども展示されていて、見ごたえ十分。満足度の高いミュージアムとして好評です。
名古屋駅ミッドランドスクエア前から空港直行バス(20分)
航空館boon
県営名古屋空港に隣接して建てられた「航空館boon」。MU-2A(飛行機)やヒューズ369(ヘリコプター)の実機などが展示されています。実際に使われていた機体だけにリアルさがハンパなしです。
館内から県営名古屋空港の滑走路が見えるので、航空機の発着陸もバッチリ。航空機ファンじゃなくても存分に楽しめます。
栄からとよやまタウンバスで40分
昭和日常博物館
北名古屋市歴史民俗博物館「昭和日常博物館」は、昭和時代の乗り物や街並み、住居や商店などを展示・再現した屋内施設です。
ダイハツのミゼット(オート三輪)、陸王(バイク)、ラビット(スクーター)などが所狭しと並んでおり、昭和のノスタルジーに包み込まれてタイムトリップしてしまいそう。なぜか懐かしい感じがする空間は幅広い年齢層に人気です。
名鉄 西春駅から徒歩で30分
まとめ
名古屋周辺にある乗り物系の博物館について紹介しました。さすがは乗り物づくりの愛知県。どの施設にも他では見られないような貴重な展示物があり、見逃せません。
名古屋へ旅行をした際は、近くの博物館にぜひ足を運んでみませんか。
・リニア・鉄道館
・南極観測船ふじ
・レトロでんしゃ館
・トヨタ博物館
・あいち航空ミュージアム
・航空館boon
・昭和日常博物館
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なお、名古屋でラグジュアリーなホテルを満喫するなら「名古屋マリオットアソシアホテル」がおすすめです。