小樽にはおすすめの癒し系スポットが2つあります。それは「ステンドグラス美術館」と「北一ホール」です。
小樽へ遊びに行ったら、この2つはどちらも外せません。小樽運河は放っておいても目に入ってきますが、「ステンドグラス美術館」と「北一ホール」はわざわざ出向いて行かなければ、うっかり素通りして終わりです。これはもったいない!
本記事では「ステンドグラス美術館」と「北一ホール」を早回しで紹介していきます。
小樽の癒し系スポット①「ステンドグラス美術館」とは
小樽のステンドグラス美術館は、ニトリホールディングスが運営する小樽芸術村内にあるアート施設のひとつです。
大正12年に建てられた旧高橋倉庫を改装利用しており、小樽市指定の歴史的建造物になっています。
小樽近郊で採石される「小樽軟石」で覆われた外観は重厚な雰囲気を醸し出していて、建物そのものがフォトスポットとしてふさわしい魅力を持っています。
その建物内に展示されているのが、35点もの豪奢なステンドグラス作品。ほの暗い倉庫の中で見る色とりどりのステンドグラスは、神秘的な美しさを見せてくれます。
ステンドグラス美術館 | |
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所在地 | 〒047-0031 北海道小樽市色内1丁目3-1 TEL 0134-31-1033 |
開館時間 | [5~10月] 9:30〜17:00 [11~4月] 10:00~16:00 ※入場は閉館30分前まで
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休館日 |
[5~10月] 無休
[11~4月] 毎週水曜(祝日の場合はその翌日)
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観覧料 | 一般 ¥700 学生 ¥500 高校生 ¥400 |
その他 | 小樽芸術村の他施設との共通割引券があります。 →公式サイト |
ステンドグラス美術館へ潜入!
ではさっそくステンドグラス美術館の中に入ってみましょう。
館内はフラッシュを焚いたり三脚を使ったりといった野暮なことをしなければ撮影OKです。(入館の際にも説明されます。)
入ってすぐ真正面に見える光景からすでに、幻想の世界にでも引き込まれる感じ。
内部はこんな感じになっています。
ステンドグラスをこんなに間近でじっくり見るのははじめてです。極彩色に見えて、案外やさしい輝きをしています。まぶしいということはありません。
天井に届くほどの大きな作品もいくつかあります。広角レンズでなければ入りきりません。
それでも写真に納まりきらない作品は魚眼レンズで。
ガラスに彩色したとは思えない緻密さ。これが長い歳月をかけて積み上げてきた伝統技術の高さなんですね。
本当に驚きの美しさ!
外からの光を抑えた館内でステンドグラスの色彩に囲まれていると、心落ち着く感じがします。これこそが癒し空間。
小樽の癒し系スポット②「北一ホール」とは
お次は「北一ホール」です。北一ホールは堺町通り商店街の中ほどにある喫茶スペースで、小樽でガラス製造・販売を行っている老舗の北一ガラスが運営しています。
店内には167個の石油ランプが飾られ、毎朝8時45分から従業員がひとつひとつ点灯します。これは点灯式と呼ばれており、誰でも見学することが出来ます。
ホール入り口はトロッコ線路を引き込んだ倉庫のなかにあり、その雰囲気は小樽の中でも独特だと話題になっています。
北一ガラス3号館内にあり、ガラス製品のアウトレット店もあるので、お土産選びにも最適です。
北一ホール | |
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所在地 | 〒047-0031 北海道小樽市堺町7-26 北一硝子三号館 TEL 0134-33-1993 |
開館時間 | 8時45分~18時(オーダーストップ17時30分) |
休館日 |
無休
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その他 | →公式サイト |
北一ホールへ潜入!
では、北一ホールへ入店してみましょう。ちなみにピアノの生演奏も行われるようです。今回は時間が合いませんが。
パフェも食べたいのですが、ミルクティーが美味しいと聞いたので、今回はミルクティーにします。
店内に入ると・・・。もう、いきなりの別世界が目の前に広がります。
なんでしょう、ここは。ホグワーツか?ほの暗い空間に無数のランプが浮かんでいます。
全体に漂う石油ランプの匂い。ここにいるだけで何だかテンションが上がります。灯りってすごいですね。ワクワクします。
せっかくだから魚眼レンズでも撮影してみました。
単焦点レンズも試しました。背景がうまくボケるかな?
ミルクティーも美味しくて、のんびり過ごしたい喫茶ルームですが、写真を撮るのが忙しくて・・・。でもランプの灯りには癒し効果があるって言いますけど、ここほどそれを実感できる場所はないかもしれません。
おわりに
小樽の癒し系スポット「ステンドグラス美術館」と「北一ホール」の紹介でした。いかがでしたか?
どちらもガラス製造が伝統になっている小樽にふさわしいスポットだと思います。小樽に訪れた際は、ぜひとも時間を割いて、癒しの時間を満喫してください。
私が訪れたのは7月の暑い盛りで、外は炎天下。そんな時期に、ほの暗い涼しい屋内で癒しの時間を過ごすのは最高でした。