山梨県は豊かな自然と歴史スポット、美味しい郷土料理、そしてワインで世界に知られている観光地ですが、伝統工芸品のお土産も人気です。
山梨県に旅行に行ったらぜひ訪れたい伝統工芸品の施設・ショップを紹介します。
目次
山梨県の伝統工芸品
山梨県の伝統工芸品には国指定の3品と県指定の12品があります。
国指定の伝統的工芸品
経済産業大臣指定の伝統工芸品は次の3品目です。
どれも古来より伝わる匠の技に支えられた芸術品ともいえる工芸品ばかりです。
県指定の伝統的工芸品
山梨県知事指定の伝統工芸品は次の9品目です。
伝統工芸おすすめスポット1:やまなし伝統工芸館
山梨県の伝統工芸品の展示、工芸用具や作業風景の再現、歴史的な資料など、伝統工芸について幅広く学べる施設です。体験工房もあります。
入り口の壁には紫水晶がびっしり。さすがは山梨。これには圧倒されます。
館内にはありとあらゆる伝統工芸品が詳細な解説つきで展示されているので、大変勉強になります。
なお館内では、ひとつひとつの作品をアップで撮影することは禁じられています。
文化財科学実習の合間に山梨文化財研究所のすぐ横にある山梨伝統工芸館へ!
学部生が博物館実習中でした。 pic.twitter.com/G5NXw5Leyh— 帝京大学大学院日本史・文化財学研究室 (@DJHCP) August 10, 2016
名称 | 帝京大学 やまなし伝統工芸館 |
住所 | 山梨県笛吹市石和町四日市場1566 |
営業時間 | 9:00~17:00 土日祝日は休館 |
料金 | 大人:300円 中学生、高校生:200円 |
アクセス | JR中央本線石和温泉駅から車で5分 |
⇒公式サイト |
伝統工芸おすすめスポット2:かいてらす
山梨の特産品・工芸品を販売している大型商業施設です。1階は広々とした売り場で、2階はレストランになっています。
甲州印伝や甲州手彫印章、雨畑硯、西島・市川和紙など代表的な製品を扱っており、お土産探しに最適です。時価1億円の水晶の丸玉も展示されていました。
入り口の横には巨大な水晶が設置されています。こんなに大きなものもあるんですね。
1階売り場の奥の広場には貴石を使ったステンドグラスが・・・。貴石細工の山梨ならではの素敵な作品です。
山梨県 かいてらす!
なんかキャラクターいる pic.twitter.com/L4a5LjgrmK— Tomy(トミー)@納車待ち (@__mixture__) September 2, 2018
名称 | 山梨県地場産業センター かいてらす |
住所 | 山梨県甲府市東光寺3-13-25 |
営業時間 | 9:00~17:00 第4火曜定休 |
アクセス | JR中央線酒折駅から徒歩15分 |
⇒公式サイト |
伝統工芸おすすめスポット3:印傳博物館
甲州印伝の創始者・上原勇七を初代とする印傳屋の甲府本店2階にある、甲州印伝専門の博物館です。
2階の印傳博物館を見学すると、印伝の歴史や技術の素晴らしさを一から学ぶことができ、印伝製品を見る目が変わります。
博物館はパネルと製品がメインの第一展示室のみ撮影可で、奥の第2展示室は撮影不可です。
ショップの品揃えは本店ならでは。欲しい絵柄が並んでいない場合は在庫から探してもらうこともできます。
名称 | 印傳博物館 |
住所 | 山梨県甲府市中央3-11-15 印傳屋本店2階 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
アクセス | JR甲府駅から徒歩15分 無料駐車場あり |
⇒公式サイト |
伝統工芸おすすめスポット4:山梨ジュエリーミュージアム
山梨県立宝石美術専門学校が運営するミュージアム&ショップ。山梨の宝飾産業の歴史を紹介するとともに、宝飾品や工芸品を過去から現代まで幅広く展示している施設です。
貴石・宝石の面白さ、作品の美しさに時間を忘れます。天然水晶の塊から作品を削りだす動画は必見。匠の技に心底感動します。
入館は無料ですが、受付で人数、性別、どこから来たか、など簡単な記入をする必要があります。
名称 | 山梨ジュエリーミュージアム |
住所 | 甲府市丸の内1-6-1 山梨県防災新館1階やまなしプラザ内 |
営業時間 | 10:00~17:30 火曜定休 入館料無料 |
アクセス | JR甲府駅から徒歩7分 |
⇒公式サイト |
まとめ
以上、山梨でぜひ立ち寄りたい伝統工芸の施設やショップの紹介でした。
これまであまり興味がなかった、あるいは知らなかった伝統工芸でも、実物を目の当たりにしてみると、奥深さに心打たれる場合もあります。
お気に入りの伝統工芸品が見つかれば、それこそ一生ものになるかもしれません。せっかくの旅行なので、ご当地ならではのお土産探しを楽しんでみませんか。