帯広駅からバスで8分ほどの場所にある帯広神社(おびひろじんじゃ)。明治時代から続く由緒ある神社は、かわいいおみくじが入手できるということで大人気となっています。
帯廣神社のおみくじ 😊
シマエナガ
ひとつひとつ
少しずつ表情が
違ってみえて
かわいいです 😊 pic.twitter.com/AcZAvGsGxw— HI_HI_HIFIVE⭐️ (@loudnessdream) July 2, 2020
欲しい人は後をたたないのですが、なかなか手に入りません。その愛らしい姿にメロメロになる人が続出している名物おみくじとは・・・。
入手困難なレアアイテム、シマエナガみくじ
生産が追いつかず品切れが頻発しているおみくじは、北海道に生息するシマエナガをかたどった「シマエナガみくじ」。
2018年より頒布が始まった帯廣神社(おびひろじんじゃ)オリジナルのおみくじで、その愛らしさからSNS等を通じて一気に拡散。瞬く間に全国に知られるようになりました。
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帯廣神社にはもともと、北海道ご当地みくじシリーズのひとつである「鮭みくじ」があるのですが、最近はシマエナガみくじにすっかり押され気味です。
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ちなみにこの帯広神社の”ばんば絵馬”は、人気コミック『銀の匙 シルバースプーン』に登場したことで知られています。
シマエナガのブームは『シマエナガちゃん』
雪の妖精とも称されるシマエナガが大人気になるきっかけとなったのは、写真家の小原 玲さんが2016年に出した写真集『シマエナガちゃん』です。愛らしい小さな姿は多くの人の心を魅了し、シマエナガブームが巻き起こりました。
その後、他の写真集やシマエナガグッズがいろいろと販売されるようになり、現在ではぬいぐるみやアクセサリー、スマホカバーなどさまざまな製品が出回っています。
ぬいぐるみにしてもバッジにしてもかわいさあふれるシマエナガ。まさに癒しの妖精です。
シマエナガとともにある帯広神社
シマエナガは他のエナガやカラ類たちと群れで移動する際に、我先にとばかり飛び立って先導することから、「シマエナガの行動力で運勢を占ってもらう」という意味合いがあっておみくじに採用されたのだとか。
現在ではシマエナガみくじは帯広神社の人気も先導しています。
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境内には本物のシマエナガも生息しており、運がよければ姿を拝めることもあります。もともと帯広神社は自然豊かな環境の中にあり、エゾリスが姿を見せることもあるとか。
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これほどシマエナガみくじが似合う神社は、他にはないかもしれません。
手に入らないと思うと余計に欲しいシマエナガみくじ
シマエナガのかわいさにメロメロになってしまった人たちにとって、シマエナガみくじはどうしても手に入れたい縁起物のアイテムです。
野鳥好きを公言する宮司の大野清徳さんが業者に依頼して、試行錯誤しながら2年かけて完成した陶磁器製のシマエナガ。単なるおみくじケースではなく、そのまま机の上に鎮座すること間違い無しの存在感を持っています。
一時は生産が追いつかず、参拝に訪れても買えないというようなことも。これだけかわいいのですから、品切れになるのは当然のことと言えるでしょう。
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私も以前の北海道旅行の折には帯広神社に立ち寄ったうちの一人で、残念ながらその時の旅ではシマエナガみくじを入手することはできませんでした。
当時はこんな感じで、欠品のお知らせと、その横に2羽のシマエナガちゃん。
いずれ機会があったら、必ず手に入れたいと強く思っています。
帯廣神社(おびひろじんじゃ) | |
場所 | 〒080-0803 帯広市東3条南2丁目1番地 TEL 0155-23-3955 |
開門時間 | 5:00~18:00( 4月~9月) 5:30~17:30(10月・3月) 6:00~17:00(11月~2月) |
→公式サイト |