少し前からそう思っていたところ、広尾にある【山種美術館】で「速水御舟展」が2019年6月8日(土)~8月4日(日)が開催される情報をゲット。
作品入れ替えがあるとのことなので、重要文化財「名樹散椿」(めいじゅちりつばき)がみれる前半に行ってきました!
「【山種美術館 広尾開館10周年記念特別展】生誕125年記念 速水御舟」
【山種美術館】は、山崎種二さん(山種証券[現SMBC日興証券]創業者)が個人で集めたコレクションをもとに開館された日本画専門美術館です。
現在は広尾にあり、恵比寿駅から徒歩10分くらいです。
「御舟美術館」とも言われるほど【山種美術館】の「顔」となっている御舟コレクションの全貌を紹介する展覧会ということで、120点にのぼる山種美術館の御舟コレクションが前期・後期に分けて全点公開されます。
「速水御舟」と言えば何といっても重要文化財の「炎舞」(えんぶ)でしょう。
今回の展覧会のチラシにもなっており、管理人もこれが見たいがために行ってきました。
残念ながら写真撮影は不可・・・目に焼き付けてきました。感想は胸に・・・
もう1つある重要文化財「名樹散椿」(めいじゅちりつばき)。
実物をみると凄いの一言です。
それ以外にも心惹かれる作品はたくさんあります。
山崎種二さんが床の間にかけて鑑賞した「紅梅・白梅」は、とても素敵でした。ずーっと眺めていたい、そんな気持ちになる作品です。
そして今回写真撮影OKだった作品が「翠苔緑芝」(すいたいりょくし)。
絵葉書だと2枚です。
が、実物はとにかく大きい。
しかも写真や絵葉書ではわからない紫陽花の花の技術!
「生誕125年記念 速水御舟、速水御舟、翠苔緑芝、山種美術館」
平日に行ったので、なんとか全面を1枚に撮影できましたが、それでもしばらく待ちました。写真撮影OKとなると、自分も含め、皆さん頑張って撮りますからね。
そのほかにも人気がある「牡丹花(墨牡丹)」など、天才「速水御舟」の作品が堪能できます。
これはぜひ実物を見てください!と声を大にして言いたい、大満足の展覧会でした。
「速水御舟」の読み方は?
知人に「速水御舟」の読み方を聞かれました。
「はやみぎょしゅう」です。
日本画の画家達は読み方が難しい人が多いですよね。まず読めません。
まとめ
最近、若冲や芦雪が人気ですが、それ以外にも日本画にはすばらしい作品はたくさんあります。
写真撮影ができるのも今のうちかもしれません。
人気が出てくる前に、ぜひ天才「速水御舟」を堪能してみてください。おすすめの展覧会です。