写真をSNSやブログにアップするときは、顔出しNGの人や見知らぬ第三者の顔が識別できる状態でアップすると何かと面倒なことになるので注意が必要です。
よく使われている方法は顔にモザイク処理を施すことですが、あまりおしゃれではありません。それ以外の方法がないものかと探しているときに出会った「SNOW(スノー)」というアプリがとても使い勝手が良かったので紹介します。
顔を自動認識する「SNOW」
SNOWのすごいところは、被写体の顔を自動認識する点です。複数の被写体の顔に一括でスタンプを貼り付けてくれるため、とてもカンタンに顔を隠して、プライバシーを保護することができます。
フリーの画像を例にして説明します。
下の写真の場合、主な被写体は3人。これをSNOWに取り込むと顔が認識されるので、あとはスタンプを選ぶだけ。
オーソドックスなものとしては目隠し。でもこれだとあんまりなので・・・。
サングラスを掛けさせるのが無難かも。種類もいくつかあります。目線を隠すだけでも、けっこう誰だかわからなくなりますよね。
マスクもあります。マスクだけでも人相は隠せます。
SNOWらしさで言えば、被り物というのもおすすめ。これも種類があります。
それ以外にもいろいろなスタンプが用意されているので、好みで使い分けてください。
撮った後でもフィルターを合成可能
リアルタイムに盛れるSNOWですが、撮った写真にあとからフィルターをかけることも可能です。
アルバムから写真を選ぶときは、左下のサムネールをタップします。
アルバムから写真を読み込んだら、下のメニューから「ARフィルター」を選んでコラージュします。
顔を自動認識してくれるので、簡単にデコることができます。面白いフィルターがいろいろ用意されているので楽しいです。
ブラシでモザイクするのもあり
SNOWにはブラシ機能もあり、モザイク代わりに使うことができます。
写真を読み込んだら、下のメニューから「ブラシ」をタップ。
ブラシの種類はモザイク向けのものとスタンプ的なものがあります。モザイクを選んで目の部分をなぞるだけでOK。
スタンプで顔を隠すことも出来ます。
SNOWならではのコラージュ機能がいろいろ
SNOWは写真を盛ることを得意とするアプリなので、顔を隠すのはあくまでもおまけ機能。本職は次のような写真に仕上げることです。
下のような写真の子どもたちだけを自動で切り抜いて加工できるので・・・。
このような編集をすることもお手のもの。
下のような写真を使って合成すれば・・・。
下のような感じのポップな作品に仕上げることも簡単にできます。
どれも標準で用意されているフォーマットを使うだけ。数秒でできるからびっくり。楽しいですよ。
まとめ
プライバシー保護のための写真の編集アプリは、今や誰もが使う必須のツール。
数あるアプリの中でも、「SNOW」は使い勝手がいいのでイチオシです。
手軽にすばやく顔隠しができるアプリを探しているなら、ぜひ一度試してみることをおすすめします。