名古屋市の大須に幸せを呼ぶパワースポット「三輪神社」があります。こちらの神社は撫でるとご利益があると言われているかわいい福うさぎと、珍しい形の鳥居があることで知られています。
尾張徳川家ゆかりの神社「三輪神社」を紹介します。
目次
尾張徳川家の崇敬を受けた「三輪神社」
1570年頃に奈良の三輪明神を勧請して建てられた三輪神社。1668年に尾張徳川家が境内に矢場(弓矢の修練場)を造ったことがあり、尾張徳川家と縁のある神社となりました。
主祭神は大物主神(おおものぬしのかみ)。別名「大黒様」です。大黒様は国結びの神で、縁結び・人結びの御利益があると言われています。
珍しい”三輪鳥居”
三輪神社には”三輪鳥居(みわとりい)”と呼ばれる珍しい様式の鳥居があります。三輪鳥居は三ツ鳥居(みつとりい)とも呼ばれるもので、大きな明神鳥居の左右に小さな鳥居をつなげた形をしています。
三輪鳥居は全国にいくつか見られますが、その原型ともいえる鳥居は三輪山信仰の拠点である奈良の大神神社(おおみわじんじゃ)にあります。
撫でるとご利益がある「幸せのなでうさぎ」
三輪神社には撫でてご利益を頂ける「幸せのなでうさぎ」(福兎)が置かれています。このうさぎは神様の使いで、撫でた部分の痛みをとってくれる力もあるのだとか・・・。
境内は”うさぎ推し”
三輪神社の境内では、なでうさぎ以外にもたくさんのうさぎが見られます。
かわいいうさぎの手水舎も用意されています。
うさぎの絵馬もあります。
ところどころにうさぎを見つけるのも楽しみのひとつです。
なでうさぎを模したかわいいうさぎみくじが人気
三輪神社の授与品にはうさぎに因んだものがいくつか用意されており、かわいいうさぎみくじも人気です。
境内に残る徳川家の矢場跡
境内には尾張徳川家が造らせた矢場(弓矢の修練場)の跡が残されています。この矢場は地域の名称「矢場町」の由来でもあります。
人気のパワースポット「縁結びの木」
三輪神社の御神木は大黒様の縁結びパワーを受けて育った樹齢450年の楠(クスノキ)です。楠は”薬の木”が語源で、害虫を寄せ付けないことから「厄を払い、良いご縁を結ぶ」力があるとされています。
このクスノキには矢場のある三輪神社にふさわしく、良縁の赤い矢が刺さっています。
三輪神社へのアクセス
三輪神社の最寄り駅は地下鉄名城線「矢場町」駅。駅から歩いて6分ほどで行けます。
名称 | 三輪神社 |
住所 | 愛知県名古屋市中区大須3丁目9−32 |
拝観時間等 | — |
アクセス | 地下鉄名城線「矢場町」駅より徒歩6分 |
⇒公式サイト | |
三輪神社周辺のおすすめスポット
三輪神社をお参りしたあとに立ち寄りたいおすすめスポットを紹介します。
大須観音
三輪神社から徒歩9分の距離にある「大須観音」。織田信長、徳川家康の加護も受けた大寺院で、日本三大観音の1つに数えられている観音霊場です。
大須観音 pic.twitter.com/PJn1HoHCL2
— 静村@日本一周穴埋め旅2022 (@sizumura) June 4, 2022
名古屋市科学館・名古屋市美術館
三輪神社から徒歩12分ほどで行ける白川公園内に名古屋市科学館と名古屋市美術館があります。銀色の球体が目を引く特徴的な外観で知られる名古屋市科学館はプラネタリウムやイベント、企画展示などがたっぷり楽しめる人気スポットです。
万松寺
織田家の菩提寺として知られる万松寺は三輪神社から歩いて3分ほどの場所にあります。
電光掲示板や光る白龍のパフォーマンスなど、時代を先取りした近未来型の寺院として評判です。
まとめ
以上、うさぎ推しの縁結びパワースポット「三輪神社」の紹介でした。地元から愛されている閑静な神社なのでおすすめです。
名古屋市の大須を訪れた際にはぜひ立ち寄ってみることをお勧めします。