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【石垣から10分】沖縄・竹富島をレンタサイクルで巡る。暑い、疲れた、でもきれいだった!手近な場所にある楽園へGO!

沖縄・石垣島に旅行をした際に、周辺の離島まで足を伸ばす人が増えています。特に竹富島は定期船で10分ほどで行けるお手軽さもあって、人気のスポットになっています。

タレントの出川哲朗さんもお気に入りで、プライベートで何度も通っているとか・・・。

でも竹富島って小さな島でしょ。何か面白いものでもあるの?

メディアでも時々紹介されることもある竹富島ですが、まだまだその実態を知らない人も多いのではないでしょうか。

本記事では実際に竹富島へ行った時の体験から、「暑くて、疲れて、でもきれい」な竹富島の見どころをちょっとだけ紹介したいと思います。

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具志堅さんに見送られて竹富島へ

早めの夏休み。天気は良いのですが風がけっこうあって。自転車に乗るのだから、炎天下で蒸し暑いよりはいいかなと。

竹富島へは石垣島離島ターミナルから定期船で渡ります。八重山観光フェリー、だったかな。

→八重山観光フェリー

石垣島離島ターミナルの桟橋には具志堅さんがいます。さすがは郷土の星。かっこいいっ!

ここではみんな、具志堅さんに見送られて船に乗るんですね

定期船は大きくありません。なので、結構ゆれます。

乗る時間は10分だけなので、船酔いしやすい人も外の席で風に当たっていれば何とかなると思いますが。

とうわけで、竹富島へ向けて出航です。朝の7時25分。

で、あっという間に着きます。本当に10分ぐらい。

初・竹富島です。やった!

竹富島に上陸。で、どうするの?

竹富港に着いたら、みんなあっという間にいなくなってしまいました。けっこう慣れている人が多いんですね。

で、これからどうすればいいの・・・?

よくわからないままとりあえず待合所の掲示板を見に行った私たちは、「海側の送迎車をご利用ください」という書き込みを見つけ、その後送迎車に乗り込みました。

送迎車で町中へ移動。そこに待ってたのは・・・

送迎のマイクロバスから見える景色は・・・ふつうです。特に赤瓦の屋根がきれい!とか海がきれい!みたいな場所は通りません。

あ、でも集落に近付いていくにつれて景色が変わってきましたよ。屋根が赤くなってきました。

送迎車に乗ってたどり着いたレンタサイクルのお店。何だろう、このチャリンコの数は・・・。こんなに人が来るの?

いきなりの光景に圧倒されました。とにかくこの中の1台貸してください・・・。

→友利レンタサイクル

町中から唐突にサイクリング開始!

自転車も無事に借りられたので、いよいよ出発です。

時間はちょうど8時。

気付けばいつの間にか竹富島っぽい風景のど真ん中。石垣の続く町中からの、右も左もわからないままのスタートです。さて、どこから攻めましょうか・・・。

もらった案内マップを見て、定番スポットを順番に攻めていくしかないね、ということになりました。ベタです。

では出発!

町の中を散策

自転車はいいですね。気になるものがあったらいつでも停められますから。

町中にあったこの建物は西塘御嶽(ニシトウオン)。竹富島が生んだ偉人・西塘は首里王府に25年間仕えた建築技師で、首里城北面の城壁設計役などで活躍した人だとのこと。

ここは彼の住居跡であり埋葬地でもあるそうです。

赤瓦の家々の屋根には1体ずつシーサーが乗っています。それぞれが特徴的で、同じものがありません。

この島では1つの屋根にシーサーは1体だけ、と決まっているそうです。

竹富島の町は重要伝統的建物群保存地区に指定されているだけあって、とてもきれいです。島の人たちが総出で美化活動をしているんですね。以前テレビで観ました。

南国ムード漂う、のんびりした感じの町並みの中、ゆっくりと自転車を走らせるのは気持ちがいい・・・。

と言いたいところですが、じつはかなり暑くなってきています。日焼けに注意。フードをかぶります。

島の中心、一番高いところから全景を臨む

少し進むと、物見台のような塔が見えてきました。ここは地図で見ると島の中心みたいなところです。

ただいまの時間は8時10分。自転車で出発してからたった10分で寄り道です。

赤山丘に建てられた「なごみの塔」。この丘は平家の落ち武者が城を築いた跡だと伝えられているとか。

島で一番高い場所かな。せっかくなので登ってみることにしました。

見た目以上に急な階段・・・。こわい・・・。

でも上からの景色は文句なしの360度展望。竹富島が全部見えます。

全部ではないですね。林の先は見えない。結構広いですよ、竹富島は。

※「なごみの塔」は現在、老朽化により登頂禁止になっています。

高いところは気持ちいいですが、そろそろ先へ進みましょう。次は海岸へ向かいます。

最初に向かった海岸は、竹富島の名所として知られる「西桟橋」。人気の夕日スポットらしいです。

時間は8時30分。すでにだいぶ暑くなってきました。

西桟橋は2005年に国の有形文化財に登録されています。案内板には「竹富島では稲作が困難だったため、この西桟橋から対岸の西表島へ長時間かけて渡り、田を耕しました。」という、びっくりなことが書いてありました。

桟橋が海へ向かってすらっと伸びていて気持ちのいい眺めです。夕焼けだったりしたらインスタ映えしそう。

先っぽから見るとこんな感じです。

西桟橋を後にして、お次はコンドイ浜へ。

コンドイ浜というのは、何やらとても美しい場所らしいです。暑い上に時折逆風が強くて進み辛いのですが、がんばって向かいます。

8時50分。どうやら着いたようです。ビーチっぽい風景になってきました。

これがコンドイ浜(コンドイビーチ?)。

美しいと同時に、おもしろい光景です。写真ではわかりにくいのですが、沖のほうに砂地が浮いて見えます。

その砂地にカップルが1組歩いていました。行くの大変だったでしょうね。

噂にたがわず、美しいビーチでした。結構広くて長いので、先の方までは行けてないのですが。

で、ここからまだ次があるんです。今のところ休憩スポットなし。朝早くに島に着いたせいもあって、どこへ行っても空いているのはいいんですが、そろそろ疲れた・・・。

次は「皆治浜(かいじはま)」です。星砂で有名な砂浜です。

9時20分ごろに皆治浜に到着。樹木が生い茂っているので木陰が多く、過ごしやすそうなビーチです。

コバルトブルーの海です。でも実はすごく風が強い・・・。暑いから風があったほうがいいのですが、これは強すぎます。

このビーチ全体が星砂の浜です。

案内板によると、星砂の正体は砂に混ざっている有孔虫の遺骸。砂が全部星の形をしているのではなく、砂の中にちょっとだけ星の形をした有孔虫の遺骸が混ざっている、と。

砂を手のひらにのせてよくよく見てみると、確かに・・・。

ビーチにはお土産屋さんもありました。星砂入りのキーホルダーとか買えます。

もう一ヶ所、見に行きたいビーチが残っているのだけれど、もうダメ、疲れた!

いったん町へ戻って、ひと休みしたい!

というわけで、町までひたすら戻ります。

行きより帰り道の方が長くない?竹富島がだんだん広くなっているようにすら感じます。

遠いよ~。まだまだ遠いよ~。

町へ戻ってカフェ探し

10時ちょうど。ペットボトルも空になったところで、ようやく町中へ戻ってきました。

広場に自転車を停めて、カフェを探すことにしました。10時ならオープンしてるかな・・・。

なんか、朝よりも人増えてない?遠めに自転車も人も増えているように見えます。

「なごみの塔」も順番待ち。朝は誰もいなかったのに・・・。

とにかく私たちはカフェ探し。このお店は・・・、まだ支度中でした。

あ、なんかここ、良さそう・・・。冷たいもの飲みたいっ。もう限界です。

横から階段で上るんですね。

2階はいい感じのカフェでした。10時30分。ようやく休憩です。

南国らしいオープンな雰囲気が落ち着きます。

これ食べました。

これも食べました。生き返る~。

グラスがきれい。

窓から塔が見えます。

ひと心地ついたので、また外に出るエネルギーが戻ってきました。

入ったお店の名前は「HaaYa nagomi-cafe」。ごちそうさまでした。

水牛車が行きかう往来

町中は早朝とは打って変わって、活気づいています。あちこちに水牛車の姿が・・・。

狭い道なので、水牛車が優先です。

水牛の角ってかっこいいですね。はじめて間近で見ました。

牛さんも汗かいてます。おつかれっす。

川平(かびら)ちゃんっていうんですね。

花がきれい~。

史跡「火番盛」を見学

時間は11時30分。

せっかく町に戻ってきたので、火番盛(ひばんむい)を見に行くことにしました。てくてく歩きます。

火番盛は他国船の侵入などを灯火や狼煙(のろし)をつないで首里王府まで伝える遠見番所で、沖縄県内に複数個所残っています。

竹富島に遺されているのは小城盛(クスクムイ)と呼ばれる火番盛。国の史跡に指定されています。

さすが遠見番所だけあって、見晴らしが抜群。ここからどの辺りの遠見番所まで信号を伝えていたのでしょうか。

もうひとつだけビーチを見て帰ろう

最後の力を振り絞って、もうひとつだけビーチを見て帰ることにしました。目的地はアイヤル浜。

蝶々が多く飛ぶ小道を抜けてたどりつく幻の砂浜、などと言われているビーチで、竹富島にある人気リゾート宿泊施設「星のや 竹富島」の敷地に隣接しているとか。

でも、いざ自転車を走らせ始めてみると、これがなかなか遠い!しかも途中から未舗装!

大汗かいて、ようやくたどり着きましたが、もうヘトヘト・・・。

これがアイヤル浜。う~ん、どうなのかな。きれいといえばきれいなんだけど、くたびれちゃった。

もうそろそろ12時です。

蝶々ですか?いやあ、そんな余裕はなかったですね。たぶん飛んでなかったと思います。

このあとは、自転車を返して、港まで送ってもらって、12時40分ぐらいの船で石垣島へ戻りました。

結局のところ、4時間ほど島巡りをしていたことになります。それほど急がなかったし、途中でバテてたし、元気な人ならもっと早く回れるんじゃないでしょうか。

まとめ

初上陸した竹富島の印象は、

・町並みが美しかった
・海がきれいだった
・やたらと開放感があった
・スイーツが美味しかった
・自転車が苦行だった
・とにかく暑かった

以上です。でも帰ってきてから思い起こすと、すごく楽しかったんですよね~。

いい写真もたくさん撮れました。

この写真なんか、お気に入りの1枚です。

シーサーはどれもかわいかったし・・・。

でも本当に石垣島と竹富島は近くていいですね。朝の7時25分発の船に乗って行って、7時50分にはもう竹富島で自転車借りてましたから。

行くときは朝早くの方がおすすめです。10時過ぎにはもう、びっくりするほど人が増えてました。朝早い時間なら、観光客もまばらです。ただし、飲食店はまだ開いていません。

石垣島に遊びに行ったら、せっかくだから竹富島。これはいい選択肢だと思います。おすすめです。みなさんもぜひ一度、自転車で大汗をかいてきてください。

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この記事の執筆者:GAJACO(がじゃ子)
何かを集めるための旅行、コンプするための旅行が好きなスマホ写真部。旅行に位置ゲーは欠かせません。ポケGOはもちろんのこと、ムーミンムーブ、ピクミンブルーム、信長の野望、モンハンNOWなど浅く広く楽しんでます。
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